2005-12-08

M-net 2005-12-08

自己中心的な人は年収が少ない?

・ 相手や社会を中心に考えて生きているAさん
・ あくまでも自己中心で生きているBさん(本人はそう思っていないが、周囲はそう見ている人も含む)

AさんとBさんには、所得(給与)に大きな差が出て来ている事を感じた。
住宅会社である当社は、住宅を新築して頂く時、総予算から手持ち資金を差引きした不足額を住宅ローンとして銀行よりお借り頂く・・・。この時、当社の事も考え話合いの出来るAさんは、概して年収が多く、多くの借入れ(ローン)を借りる事が出来る。一方、自己中心で自分の事ばかり主張するBさんは、概して年収が低く、銀行より借りられる借入金(ローン)も少なくなってしまう。こんな現実が見えてきた。

なぜだろう? 社内でも自己中心な人は、周りとコミュニケーションや協力が出来ず、大きな仕事が出来ないし、リーダーになる事も難しい。よって、地位も低く、報酬も少ない。一方、全体や相手の事も考えられる人は、リーダーとなり、大きな仕事や新しい仕事に挑戦する場が多く、見返りの報酬も多くなる。
所得を多くし、豊な生活を送る為には、自己中心的な人ではムリ? なのかもしれない。皆と協力したり、相手の立場を認めたり、全体としての考え方を持ち各論に入る人が高い評価を得る。

情報とは

 情報化時代と言われて久しいが、「情報」を正しく理解している人が少ない。
 まず「情報」とは、

(1)情報を集める、得る。
(2)情報を発信する。
(3)さまざまな情報を組み合わせたり、活用したりする。

・・・の3つから成り立っている。
 1つ1つの情報は素材にすぎないので、これをどう加工するか?取捨選択するかである。新聞、雑誌、インターネットに出てくる情報は、インフォメーション(お知らせ)である。自分で見たものや感じたものが真の生きた情報となる。体験となればそれはすごい情報である。また、情報は巷に溢れているので、何が大切な情報なのかを選別したり、気づく事が情報に強くなる第一歩である。常に問題意識を持っていなければならない。
 情報を集めたり、加工したり、発信するには、素材である情報そのものと手段である電話やパソコンをうまく活用しなければならない。道具を大切にし、最大限利用したい。
 いい情報を得るいい方法の1つとして、「さまざまな人と会う」。そこから何かを得る事ができるならば、これこそが誰もが持っていない「生の情報」である。情報化時代をもう一度見直してみよう。