2005-11-08

M-net 2005-11-08

海外で働く社員

 11月に入ってから、中国とマレーシアで働いている社員2人が研修で日本に短期滞在した。
 中国の当社武漢事務所で所長代理を務める中国人のC君(24歳)、入社2年目。
 あらゆるものを積極的に見、本質を見抜き、全体を把握した上で質問してくる。決して多弁ではないが、よくモノや人をあらゆる角度から見ている。
 「屋根工事」「住宅」「お茶」「人材ビジネス」など当社の多角的ビジネスの現場を見て、私に「どうしてこの多くのビジネスを管理、チェックしていますか…?」。24歳にして経営の本質は何かに気づき、目で確認して自分の血肉とする。さすが!

 マレーシアで働くM君(27歳)、入社7ヶ月。
 今年の新入社員である。3月に3週間経営の特訓を受け、4月よりマレーシアで経営に携わっている。ヨチヨチ歩きのM君が7ヶ月で大きく変化(変身)し、生長している。異国での人間関係やビジネスでのトラブル、文化の違いなどを乗り越え、自信すら感じさせる。
マレーシアの工場でミスをした現地社員にはCカードを切って渡し、自覚と反省を求めると言う。CカードとはClean, Check, Costの3つで、まず工場内を綺麗にし、整理整頓、そしてミスや不良品を作らない為にチェックの大切さを認識させ、最後のコストはより安くモノをつくる心を持たせる為だという。

 このC君、M君の二人に共通するのが、
  1.苦労に耐え、グチを一言も言わない。
  2.変化(つまりどんどん成長)している。
  3.基礎力があり、自ら考えて行動する力を持っている。
…そんな風に思われる。グチを言わず、変化し、自ら考えて行動できる人間づくりが今最も求められている。


経営請負人

 中国に進出している日系企業の経営を任された。
 大きな方針や経営責任は当社がとる。
 この企業の実際の経営(営業、生産、財務、労務、他)は、中国で今行っているGMC第一期の学生一人がこれに当たる。苦労に耐えられ、変化が期待でき、基礎力を持っている、Z君が最も適任であると言う事になった。
 中国側と合わせて、日本からも一人の若者(学生)を同じ立場で経営に当たらせたい。つまり「経営請負人」を今選考中である。(詳しくは http://www.mfsg.co.jp/keiei-ukeoinin/ を)

 チャンスに挑戦する若者を今求めている。教育は当社で責任を持ち、中国で生きた経営や中国語を学び、人的ネットワークづくりも出来る…。アジアのリーダーになってみませんか?