2005-03-28

M-net 2005-03-28

質問

 C君が私に質問をしてきた。「こんな問題が発生し、どうしたら良いですか?」
 私はC君に「この問題に対して君はどうしたいのですか?」C君「…」何も応答なし。
 上司や周りの人に意見を求めたり質問する時は、「自分としてはこうしたい」と言う意見や考え方を持って質問すると、相手の意見と自分の考え方が一致したり、或いは大きな差があったり、考えもつかないヒントが頂けたりして、様々な事に気づく。
 しかし自分の考え方を持たないで相手に意見を求めると、言われたままにやったり、比較が出来ないので、いつまでたっても主体性や成長が望めない。間違っても良いから問題に対して自分なりの考えを持って、相手に相談や質問をして欲しい。


マレーシア 

 3月28日(月)マレーシアに今いる。
 新しいビジネスのスタートの為、若いN君を連れてきた。若いN君に可能な限りの教育をし、今夜の飛行機でシンガポールから日本に戻る。

 企業経営のまとめとして次の5点を話した。

 新しい事に挑戦するには勇気が要る。会社にも、本人にも。
 分からない事、難しい事にもいっぱい遭遇すると思うが、こんな時原点に帰ったり、自然に聞いてみるとヒントがいっぱいある。花にも表と裏がある。大きな動物は小さい動物や弱いものを食べて生きていく。どんなに暗くても12時間すれば朝が来る。土(企業風土)があり、そこに種を蒔き、太陽の光と水をやると草木は成長する…。
 新しいビジネスが本人の為だけでなく、企業にも役立ち、地域や社会にも貢献し、社会性もいっぱいある。マレーシアで蒔いた小さな種が、芽を出し大きく成長し、花や実の成る事を期待し、可能な限り支援したい。
 昼に食べたマレー料理の辛さで、口の中がヒリヒリしながら文章を書いている。
 外は32℃で蒸し暑い。
 N君は背広を着ているが、私が「暑くないか?」と質問すると、「今やる事、考える事がいっぱいあり、暑さを感じていません」との事。後を託して帰国できそうだ。