考え方を学ぶ「土曜塾」
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当社では土曜日を「学ぶ(勉強する)日」と決め、読書や、趣味、スポーツなど非日常から学ぶ事を奨励しています。
そんな中の一つに「土曜塾」と言うものがあります。毎週土曜日に能力別、グループ別に分かれ5人~8人位で勉強する場です。私(社長)が塾長となって、最新の話題、経営の問題、自分達の悩みなどについてディスカッションしています。時間は午前の組と午後の組の二班です。
総論ではなく各論で具体的に、そして問題を整理しポイントを絞り、シンプルに考えるように指導し、スピードを持って今から、明日から実践できるようにしている。この土曜塾の目的は「知識でなく考え方」を学び、仕事に活かすことである。考え方とは、下請けと思っていたことから元請的発想をしたり、小さな改善でなく頭や心の中に革命を起こして大きく変える事である。
この多忙な時になぜ社長は私達を呼んだのか?と不満顔の人もいるが、帰る時私の意図や本質を少しでも分かって、「明日から挑戦します」と言って帰る社員の後姿に疲れを忘れさせてくれるものがある。
土曜塾以外にやっている人づくりの場として「MFチャレンジシップ」「ひとゆめ塾」がある。
基礎力&思い
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若いN君がまったく新しいビジネスにチャレンジする。
3週間で全てをマスターし、新しい挑戦が始まる。人間本当にやろうとすれば、20日間もあれば知識は一通りマスターできると確信しているので、3週間の研修計画を作り、実行している。洪水のように知識を与え、吸収してもらわなければならない。
この時基礎力が問題である。基礎力(聞く力、書く力、伝える力)がなければ伝わらないし、理解もできない。所詮無理である。次が現場力と言おうか、現場対応力である。ある工場で研修を半日行った。最後にN君がこの会社の社長に質問があると言う。
「社長さんはこの会社を設立し経営されているが、その思いを私に言って下さい。私はその思いや夢を心に留め、これからの仕事をしていきたい…」
「社長さんはこの会社を設立し経営されているが、その思いを私に言って下さい。私はその思いや夢を心に留め、これからの仕事をしていきたい…」
初めての、思いもよらない質問に、この社長さんはビックリし、言葉もしどろもどろ…であるが、こんな考え方のできる若い人と会って、話の出来る事に満足顔である。この社長さんもN君と一緒に仕事をするので、安心と言うか、期待が持てると確信したようだ。N君に期待したい。