2005-02-08

M-net 2005-02-08

部下が上司を育てる

 「M-net(頭の活性化マガジン)」もこの2月で満5年となる。
 早いものであるとも言えるし、長かったとも言える。この5年間、月3回(8、18、28)書き続けてこられたのは、部下のYさんのお陰である。毎月8日、18日、28日になると「社長、今日はM-netの日です。原稿は夜中の12時までで良いですから送って下さい…」。原稿の素材のない時や、多忙で書きたくない時もありましたが、Yさんのこの一言で今日までやってこられたと、5年間を振り返りつくづく思います。
 上司が部下を指導する事もありますが、これからは若くてセンスの良い若い部下が上司を育てていく時代でもある。


事故

 交通事故や工事現場で残念ながら事故が発生する。
 事故をまとめてみると同じ人が事故を起こす事が多い。なぜだろう…?
 車の運転に例えてみると、「目の前だけを見て運転している人」である。バックミラーで後ろを見たり、サイドミラーで左右を見たりしない。ましてや目の前の車だけを見ているので、前の車が急に止まれば急にブレーキを踏んだり、急停止したりする。前の車だけでなく2~3台先の車の動きや信号を見ていれば、そんなに慌てる事もなくて済む。自分の車が急に左に左折する時も同じである。事前に左に曲がるのなら準備をし、注意をしておけば事故にはならない。
自己中心的な運転や目の前で起きている現象だけにとらわれるのではなく、もう少し幅広くモノゴトを見たり、考えたりするトレーニングの必要性を感じる。


1000万円、1000万人

 先日中国の政府の幹部と話をした。「杉山さん、今中国で年間所得1000万円以上の人が何人いると思いますか?」私は「…」答えられなかった。すると彼が「1000万人以上います」。日本より金持ちの人口が多いのかも知れない。新車も売れるわけである。又一方、中国国内に於ける貧富の差も非常に大きくなっている。