2005-01-28

M-net 2005-01-28

日本のエジソン

 慶応大学環境情報学部のT教授と先日お会いし、驚きの連続であった。

1. 挨拶もソコソコに「外に出て下さい。お見せしたいものがある…」オルゴールと文房具を持って「このオルゴールの音が50m先でも聞こえます。あそこまで行って下さい。」と実験。確かに50m先でも音が聞こえ、原理を説明してくれる。。
2. 自殺と電気毛布。自殺している人の多くが電気毛布を利用している。電磁波を常に受けて寝ている事が原因である。24時間動く冷蔵庫。ビル、マンションの屋上の水上げポンプ、電子レンジ、携帯電話…先生の測定器で実証してみせてくれる。これをカットする電磁波防止装置…。
3. 光、音、電気、磁石などを活用した基本原理と応用技術を目の前で実験してくれる。あっと言う間の2時間。
4. 待合室の長椅子。T教授の部屋はイスが横一列に、待合室のように並べられている。研究室に入った時から不思議だったが、しばらくして理解した。学生、研究者、社会人がドンドン研究室を訪れてくる。T教授の指導やヒントを求めてやってくる。通常のテーブルとイスでは大勢過ぎて座れずダメである。室内だけでは入りきらず、廊下まで並ぶとの事。すごい!
5. 名刺の山。「先生何人位の人に会いますか?」「一日又は一ヶ月で」…何も答えずバラバラに山積みした名刺の大山を見せてくれた。「多すぎて分かりません…」

こんな魅力的な先生が日本にいたとは、日本もまだまだ捨てたものではない。
私はT教授に「日本のエジソンですね」と話すと、「私は常識的でないので、仲間や社会からいつも叩かれています…」との事。新学期の4月から藤沢の慶応大学で学生達に「学生創業塾(学生ベンチャー)や人づくり」について授業をする話も出て、これからが楽しみである。


自主勉強会

 郵便局が民営化される話題が国会、新聞、TVで毎日伝わってくる。
 1月23日の日曜日10時~12時まで、静岡県東部地区の13郵便局の幹部や職人の方々が自主的に集まって勉強会をしているので、講演をして欲しいとの事で話をさせて頂いた。
 年齢は20歳代~50歳代まで100人以上。雨の日曜日と言うのに時間前に全員集合。遠い人は電車で2時間もかけて来ているとの事。
 100人以上の真剣なまなざしを全身に受け、すごい緊張感のみなぎる講演会であった。目前に迫る大変革と、自主的(年齢や指示でない)な行動のすごさを知った2時間であった。