2005-01-18

M-net 2005-01-18

パブリシティ

 昨年3月15日にフジTVの『とくダネ!』で当社の人づくりが放映され、大反響を呼んだ。1年近くも経ったのに未だに連絡があったり、TVに出ていましたね…と言って声をかけられる事が多い。

 今回、1月3日発売の日経ビジネス新春特大号の中で、当社の中国人材育成ビジネスが特集として2ページに渡り報道された。これも又大反響を呼び、毎日の様に中国進出企業や、これから進出しようとする企業から相談の電話、メールが来ている。製造業、サービス業を問わずに超大企業から地場中小企業まで幅広く…。改めてパブリシティの影響力の大きさ、すごさ、こわさを知った。

 余談だが、『とくダネ!』では3~4名での2週間取材をフルタイムで受け、15分の放映である。日経ビジネスでは2~3名での1週間の中国同行取材であるが、2ページである。
 一つの報道にこれだけのエネルギー(費用と時間)をかけて放映、記事となる。「10を知って1を語る」のことわざがあるが、「100を知って1を語る」のではないかと考えさせられた。一つの報道に裏をとり、確認をして初めて表に出てくる。


もう一歩前へ

 日経ビジネスの記事を各企業のトップや幹部の方々が読んでくれ、様々なところで当社の社員に声を掛けてくれる。「すごいね…」「どうなっているの…」「詳しく知りたい…」
 それぞれの社員は自分の知っている限りの知識で説明している。
 大多数の社員はそれで終わりであるが、中には翌日その企業を再訪問し、興味を示してくれたトップや幹部に私の著書 『現場で見た、聞いた、体感した、これからの中国ビジネス』(プレジデント社発行、1300円)(2004年12月13日発行)を持参し、「当社の社長の本ですが、宜しかったら読んで下さい」と言って本を渡し、当社の中国ビジネス、人材育成、ベンチャービジネスをより理解して頂いている。
 直接ビジネスに関係は少ないが、陰に陽に大きなプラス効果を生んでいるし、社員が自信やプライドを持って仕事をする事が非常に嬉しい。

 そこで終わる人ともう一歩前へ出る(行動する)人とは小差でなく大差である。
 何事によらず、もう一歩、前に出たい。