2004-12-28

M-net 2004-12-28

個性

 個性、個性学を研究しているI先生と会う機会があった。
 私の生年月日を言うと、私の個性(特徴)を1枚の紙に出してくれた。
 なかなか当たっている…。私は今まで血液型とか、生年月日とか、姓名判断には興味も示さなかったし、関心もなかった。
 このI先生曰く、
「鰯はどこまでいっても鰯。鯛にはならない」「鯛はどこまでいっても鯛である…」
「人間も持って生まれた個性(天分)は変えようがない。変える事よりその個性を活かす方が良い。その人の為にも、周りの人の為にも。」

一緒に仕事をしたり、生活するとその人の個性は分かってくる。もしもこの個性が事前にある程度分かったら…人事や仕事内容、業務分担に役立つかも知れないと思った。
 試しに社員30名位をテストしてみた。なかなか的を得ている。
 男性は照れくさそうに多くを語らない。
 女性はもっともっと知りたいと興味を示す。
 100%でなく、50%位、採用や人事にこれが採用されたら良いと思った。
 個性を活かす人事政策。個性を活かす経営に…。多忙な年末の一時、こんな事を思った。


年末の大掃除

 知人のA君が、年末に相談に来た。
 社会が激変している事はよく分かる。自分もそれに対応しなければと心の中では思っているが、具体的にどうして良いのか分からない。まして、妻や部下の前では素直にそれも表現できない…。ドンドン社会とかけ離れていく事だけは分かるが、頑張れば頑張るほど差が広がっていく…。

 私はA君に、「一度年末までに全てを捨ててみたら良い。成功体験、固定概念、今考えている常識など。具体的にはオフィスの中の全ての資料や、場合によってはオフィスのものを捨てて下さい。頭の中が空っぽになれば新年から新しいモノがドンドン入ってくる。オフィスの中で自分の机とイスがあると安心するが、居場所が無くなれば自分で居場所を見つけ出す。生活も今までと違った人と会ったり、話をすると、非日常の中から何かが見えてきたり、芽が出てくる…。」

 後は「挑戦、実行」だけですと話して分かれた。
 今度会う時、新しいA君と会うのが楽しみである。A君と話して、年末には家やオフィスの大掃除だけでなく、頭の整理、整頓や大掃除の必要性を感じた。