8人8食
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18日に土曜塾(社員研修)を行った。勉強会が終わり、昼食を食べて終了である。東京事務所の隣のレストランに行き、私を含めて8人であるので、好きな料理をオーダーして良いと言った。
ホッケ定食、アジフライ定食、豚の角煮定食、肉野菜炒め定食、カツ煮定職、マーボ豆腐定食、サバの味噌煮定食、天ぷら定食。
8人が様々な定食を注文した。8人8様である。一人一人の価値観や考え方、趣味が違う事を改めて実感した。一品一品を作る板前さんもまとめて注文してくれれば楽だと思っているだろうと、8人で話をした。
しかし1人の社員が、「逆に言えば、様々な考え方を持った人がいる事は、色々なアイディアが出る事にもつながる…」と話した。
研修会の後のランチである。さすがに良い意見だと思った。バラバラな意見、考え方をまとめるリーダーの力が重要であり、リーダーの差が全てであると結んだ。
『これからの中国ビジネス(新刊本)』
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『現場で見た、聞いた、体感した、これからの中国ビジネス』と言うタイトルの本を12月12日にプレジデント社から発刊した。今年『仕事で遊ぶ社員が会社を強くする』に続いて2冊目の本である。 内容については読んで頂いてご意見、ご批判を頂きたい。
プレジデントのS編集長と話をした。
この頃、本の出版をしたい人が大勢いて、様々な人が相談や原稿を持って来社するとの事である。若い女性でちょっとビジネスがうまくいって「このサクセスストーリーを本にしたい」と言って来る人がいる。「本を書くには成功の前の失敗や嫌な事も発表しなければならない。関係する人に迷惑をかける事も覚悟しなければなりません…」と話すと帰ってしまうとの事。「美談」や「成功物語」だけでは読者は納得もしないし感動もしない…。
私も多少本を書くが、「本を書く事は恥をカク事である」と思っている。ウソは書けないし、表現の乏しい浅学非才の自分を出さなければならない。言葉は消えていくが、文字は残る。特に本は永久に残っていく。完璧な人はいないと自分を慰め恥をしのんで、日々協力してくれる社員を始めとする仲間達や、出版社の皆さんに深く感謝しながら新刊本を発行している。