人材
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久しぶりに人材と出会った。
中国武漢大学で行っている学生創業塾の責任者K君である。
まず武漢市に事務所を設置…安くて、なかなか良い所を選定。勿論大学に近い
事務所内机、椅子、備品……質素で感じの良いものを購入。机2つ、椅子10脚。
コンピューター設置…………仲間とパソコンの部品購入。高品質で低価格な
パソコンを組み立てて設置
人材……………………………何も言っていないのに、日本語が必要だろうと考え
武漢大学の日本語学生の中から一人の優秀な女子
学生を見つけ、学生スタッフとする。(この女子学生
Sさんは昨年度の杉山奨学金受給生であった)もう
一人、財務、経理が必要だろうと考え、商学部から
男子学生1名をスタッフとして仲間に入れていた。
彼も優秀な学生である。
こんなK君がこれから学生創業塾の責任者となり、中国内陸の湖北省武漢市で学生ビジネス(日本流インターシップ)を11月1日よりスタートさせた。
人材の基本である「気づく―計画を立てる―実行する―結果を出す」を実践し、「任される人材」づくりに相応しい学生(人材)と出会った。(勿論K君には2004年7月に当社に入社する内定を出した。)非常に頼もしく期待が持てる。
又、彼の本来の仕事である茶開発は、計画段階から実行段階に入っている。
悲しい日本人留学生
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10月下旬に、中国西安の西北理工大学で大問題が発生した。
学園祭で日本人留学生が「裸踊りの寸劇」を行い、中国人を揶揄し、日本人学生と中国人学生が大乱闘となり警察が入り、日本人留学生は全員ホテルに隔離された。「裸踊り」も問題だが、これをOKした日本人教師が批判されている。
しかし本質は別の所にあると思う。中国に留学(4年生の本科生)する多くの日本人学生は勉強はさておき、遊びやスポーツに多くの時間を費やす。この行動を見ている中国人の大学生は何の為に高い費用(中国学生の10倍の学費、宿舎)を支払って大学に勉強に来ているのか疑問と不平、不満をいつも持っている。
日本の大学ではそれで通るが、世界では通用しない。学校は勉強する為のところである。もう一度学校とは?学生とは?企業とは?社会人とは?原点に戻って考えたい。