2003-06-08

M-net 2003-06-08

War(戦争)

 今まさに戦争である。勝つか負けるかである。
 世界との戦い、相手(ユーザー、取引先)との戦い。同業他社との戦い、自分自身との戦い。
 コストの戦いもあれば、頭脳(提案、デザイン、システム)との戦いもある。

1. まず戦略や作戦が第一である。目的を定めてどう戦うかである。
2. 実践や行動で結果を出す事である。思う事だけではダメであり、身体を使う事である。
3. 相手より優れたものが必要である。武器や情報、差別するものがないと大変である。
4. 多少の犠牲が伴う。古い自分や時代に合わなくなったビジネスなど、捨てなければならない。
5. スピード。時間との戦いである。幅広い情報とそれをまとめ決断し実行する能力。
6. そして勝利

 別の見方をするなら、面白い時代でもある。仕掛けやシステムによっては大成功もある。欲しいものの無い不況であるので、欲しいものを開発すればヒットする。成熟産業ではNo.1になれば事業が集中し成長が可能である。
 Warと見るか、おもしろいと見るかは人によって違うが、両面でビジネス、人生を見る事が出来たら文句は無い。


職人

 職人さんと聞いてどんなイメージをするだろうか?
 私は職人さんには「夢」と「誇り」と「技術」を持って胸を張って生きていって欲しいと思う。リストラも無ければ自分の腕一つで実力の社会でもある。現場の海外移転も無い。
 当社の総合外装事業部では仕事量の増大に伴い、『ガテン』を使って職人募集を行った。
5月21日~5月27日までの1週間であったが、実に38名の応募があった。フリーターあり、リストラ組みあり、工場閉鎖組あり、自営不振組あり、職を転々組あり、何か技術を身につけたい人あり…。大卒も数多くいた。

 今回は新しい試みとして「職人説明会」を東京、横浜などで行った。面接を行い、10数名を採用した。これから職人研修が始まり、3ヶ月で一人前の職人さんが出来上がる。職人さんも誰でもなれる時代は終わり、選別される時代となった。世の中の厳しさを実感した募集であった。そして何か誇れるものや特徴のある人が求められる時代でもある。当社は屋根・壁の「職人軍団」として、これからも名実共に日本一の施工会社として着実に一歩一歩前進していきたい。その為の「職人を育て」て行く事業を、コストはかかるが当社のメイン事業として継続したい。今回採用の職人の皆さん、「頑張って一日も早く立派な職人になって下さい」