2003-06-18

M-net 2003-06-18

1Q3A

・ 1つの質問をした時、その事だけは答えるA君がいる。
・ 1つの質問をした時、ポイントのズレた返答をするB君がいる。
・ 1つの質問をした時、3つ位の答えをくれるC君がいる。
 C君は質問の本質や意図を理解し、まずその事に答えてくれ、次に将来起きそうな問題点を予測し、その点についても指摘してくれ、尚自分としてはこんな風に考えますと、自分の意見を言ってくれる。

・ 1つの指示をした時、言われた事(目の前の事)だけはするA君がいる。
・ 1つの指示をした時、言われた事もスローでなかなか行動しないB君がいる。
・ 1つの指示をした時、言われた事だけでなく、気配りをし、自主的に相手の立場に立って行動してくれるC君がいる。
 1つの質問(Question)に3つの(Answer)が出来る人は、日々勉強し、自主性を重んじ、新しい事にも挑戦している。魅力もあるし、いつ会っても楽しく、もう一度会いたくなり、様々なお願いもしたい。最低A君は実行し、C君達と一緒に仕事をしたい。意識して行動し、習慣化する事でC君はできる。


センス(感性)

 モンゴルのパオが先日テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」のコーナー、「トレンドたまご」で紹介された。夜の11:30放映と言うのに、TVが終了した時点からTELが入る。すごい。
 そんな中に、TVを見てTELを下さり、山口県の日本海側の小さな町からSさんがパオの実物を見に来てくださった。土木会社の経理部長と言う肩書きである。名刺の裏側には土木、温泉ホテル、中華レストラン、等々とある。TVを見て、このパオを活用し、新規ビジネスと業務の拡大を計りたいとの事。見学して頂き、納得していただいた。

 このSさんの略歴を聞いてもっとビックリ。ある地方銀行出身で、2年前に今の会社に縁あって入社。(山口県の会社から日帰りは出来ず、一泊で来社)銀行出身の人でTVを見て、新規ビジネスの為に即行動する経理部長…。聞けば東京支店にも7年間おり、関東圏もよく分かるとの事であるが…。このセンス(感性)の良さとフットワークの良さには感心してしまい、尊敬に値する。

 何を見ても、何をしても、誰と会っても何も感じず、1つの挑戦も出来ない人が多い中、このSさん(51歳)と出逢えた事を嬉しく思っている。そしてもっともっと情報発信しなければすばらしい出会いは無いと感じた。
 感じる心、目、耳、頭、体を持って、物事に接しよう。チャンスはいっぱいある。