シンプルisベスト
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ある相談が入ってきた。日本のA社が海外B国に子会社Bを作り生産、販売をしていたが、グローバル化の中でB国だけでは限界があり、C国に販売、生産拠点を検討している。しかし激変する市場に対してリスクが高い為、投資は出来る限り押さえ、尚7月か8月には即スタートしたいとの事。「投資」、「人材」、「物流」、「資金」、「税」、「販売」などの様々な問題が複雑で多岐にわたっており、理解するだけでも大変である。
こんな時、どう考え、どう対応したら良いか・・・・・・?
複雑な問題の時、何が大切であるかを考え、シンプル(単純)に考えると答えは出易い。方法論を考えたり論じてしまうと、何がなんだか分からなくなってしまい、多くの時間やエネルギーが費やされてしまって、問題(ポイント)も見えなくなってしまう。「主語がどれで、目的語が何で、動詞はどうするか」つまり、「シンプル イズ ベスト」 である。
1. まずマーケットが一年で変化 …… 小投資、リスクを減らす、柔軟対応
2. 生産 ………………………………… 外注(委託生産)
3. 販売 ………………………………… 直接販売
4. 現地法人の設立 …………………… 即決。全体を管理。
5. 人材 ………………………………… 若くて能力ある現地社員の活用
6. 金(回収) ………………………… 日系の銀行を活用
と言う考え方を説明し、提案した。
日本では常に道順や参考書があるが、世界では何もない。自分の目で見て、自分の頭で考え、リスクを覚悟で決断するしかない。
海外採用学卒者
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当社でも海外で今年(世界では7月卒業が標準)の新規学卒者を採用した。
T君 夢 ・能力ある人となりたい
・利益を出して貢献したい
長所 ・技術面で自信あり
・新しいアイディア出すのが得意
・自ら目標を立て挑戦する
Bさん 夢 ・小説家になりたい
(Bさん曰く、南富士もNo.1,Only1の企業文化を持っているとの事)
・自分の能力を活かしたい
長所 ・どんな状況でも環境に対応でき、仕事ができる
T君は中国同斉大学、情報管理部卒。コンピューターのソフト開発担当者で、9月頃には日本に来て、まず総合外装事業部のソフト開発から…新規ビジネスのスタートです。
Bさんは中国華東理工大学、国際企業管理部卒で、上海事務所でホームページの作成から、パソコンとインターネットを使ったビジネス担当。8月には2週間位研修で日本に来ます。「すごく機転がきく」新入社員です。これほど自信を持って自分の事を言えますか?