2021-09-08

M-net 2021-09-08


 職人さんの高齢化 

大手ハウスメーカーD社から屋根工事の施工依頼があった。
今まで施工してきた某下請会社では、「職人の高齢化で仕事を続ける事が不可能で、来年の1月から全施工量の2割を受けて欲しい…」との嬉しい依頼があった。
屋根工事を施工する職人さんの超高齢化はすごいスピードで進んでいる。
夏の炎天下での作業、冬の寒風の中での作業は厳しいものがある。
このような中で、当社のRoof Meisterの育成は大きな社会的価値やインパクトがあり、南富士にとっても大きな財産である。
一方、研修を受けて一人前の屋根職人となっていく当社の若い人にとっても、手に技術をつけ、一生涯の仕事となり、自信を持って生きていける。 
デジタル化とは正反対の生き方であるが、1つの生きる道であると思うし、会社をあげてRoof Meisterを応援していきたい。

 
 Digital化 

今、日本の政府も遅ればせながら「デジタル庁」を9月に発足させた。
世界ではあらゆるものがデジタル化されている。 先般、税務調査があったが、文書は殆ど見ず、全てはデジタル調査であった。
一方、広告宣伝から営業活動、受注までをすべてデジタル、Webで行っている部門もある。 施工現場に於いても、図面からデジタル化、ipadで一括管理を行っている…。
恐ろしいくらい社内外でIT化が進んでいる…。(気が付くかどうか分からないが)
機械化できるものはどんどん機械化し、人間にしか出来ないモノを人がやる時代の到来である。 デジタル化出来ない1つに「創造」(イノベーション)があると思う…。
気づく事、考える事、失敗を恐れずに挑戦してみる事で新しい道が 拓けてくる。一度立ち止まって、デジタル化できるモノは デジタル化し、今何が必要か、デジタル化できるモノはあるか? そして、人にしか出来ないモノは何か…。考えてみたい。
まじめに、一所懸命、頑張ってもダメな時代である
デジタルが社会を変えていく。

 本の反響 

 出版した「実践的・知的創造」の読者からの反響がある。
「社員教育に使いたい(20冊)」「地域活性化に使いたい(15冊)」「80歳で退職を考えたが、もう少し頑張る」「このコロナ禍の1つの光となる」「こんな事をしてみてはと、具体的創造の提案」「苦境の中での一筋の光明」…少しはお役に立っている。