セミナーで分かったこと
先週も「新しい人財活用・戦略化セミナー」を開催した。
多くの参加者で定員オーバーであった。
1つは「人はいないではなく、人はいっぱいいる」で、寝ている人の活用や、海外には多くの若者がいる・・・。
もう1つは「自分目線」で物事を見るのではなく、「社会目線」からの必要性を話した。
自分の事、自社の事だけ考える人には「Roof Meister」の育成は全く他人事で興味を示さない。安く、即働ける人を欲しいだけである。
一方、社会目線を持っているリーダーは「すごいことをしている」と高い評価をして頂き、人材は投資である事もわかっていただき、話が前に進んでいく。
これからの時代、自分目線だけでは行き詰り、社会目線の大切さ、必要性を強く感じた。
絵が描けるか?
新しい仕事をする時、まず最初に「最終目標」や「目的」「戦略」などの「絵」が描けるかどうかである。目の前のことだけ一所懸命にやっていると必ず行き詰まる。SさんやMさんも一所懸命頑張ってやっているが、空回りで発展が殆どなく、見える成果も出ていない。
絵を描くためには、全体が見えなければならない。スタートから最終目的地点までのストーリーが欠かせない。全体を見る為には幅広い知識や情報、体験、予見する力などが必要であり、勉強していないと絵を描こうにも絵が描けない。
「絵」を描く事ことは「夢を持つ」ということでもあり、本当はすごく楽しい事であるが、
描こうと思っても描けないことはむなしい…。
勉強とはトレーニングであり、習慣化すれば身につくものである。
普段、考えたり、勉強をしていないで、いざという時や本番に出そうと思っても出てこない…。
自分の人生や営業所の運営、仕事の仕方について、絵を描いてみたい。構築してみたい。
交渉
人と交渉する時にどんなスタイルで望んでいるのか?
Bさんの交渉を見ているとビックリしてしまう。
まず、パンフレットや資料、自分の頭の中で考えている事を一気に多弁で話す。
相手の目はもちろん見ないし、何の為の交渉かも忘れて、自分目線で話す。
うまくいくはずがないし、ドンドン狭まっていくし、相手から見透かされてしまうことに
気付いていない。何も話さない、話せない人も問題児であるが、多弁もそれ以上に問題である。
①交渉には相手がいる
②目的は何か
③資料を準備し
④相手の目を見ながら反応をつかみ
⑤ポイントを話し
⑥結果を出す
出来れば全体像をつかみ、相手の求めているものくらいは知って(洞察して)臨みたい。