2018-07-28

M-net 2018-07-28


講演会(セミナー)

 テーマは「グローバル化と日本の中小企業の将来性」で「アジア人材育成と活用事業の実践」を話して下さいとの内容であった。中小企業の経営者や弁護士、大学の教授、NPOの責任者、ベトナムやフィリピン人、IT経営者、デザイナーなど様々な人々…。
1時間30分の話、30分位の質疑応答。

話の内容は「社会の動き」「日本の魅力」「真の国際化とは」「アジア各国の現状」「ベトナムMeister」そして「人材は投資であり、企業差は人材の差である」と結論づけた。ラストに「アジア、日本で企業として勝ち残る道」について参考までに私見を述べた。

 あまり反応がないと思い気楽に話したが、質疑で的確な質問が数多く、東京でのセミナーはさすがレベルが高いとビックリした。
質疑応答では、
3ヶ月で日本語N4は信じ難い。ポイントは?」→夢と教えない教育 / 「何を契機にここまでの人づくりを始めたか」→金でなく人を残す。夢のある会社づくり / 「TeachでなくLearn」に大反響 / 「IT人材は?」…

 ラストは参加者のK教授の総括、「杉山さんに大変共感」。
①中国巨大市場を考えないのは間違い
②人材を自己資本とした会社が成長
③日本の魅力はマネジメントとものづくり…
 多くの質問には、ズバリ本質的な指摘と回答をし、実践を通した話の内容に多くの出席者の賛同を頂いた。公的資金を一切使わないアジア、中国での人づくりの43年は大変重いものがあるとつくづく思った。何事も大きな目標()と、それを実践する為の挑戦、ドラマは多くの人をファン化させると同時に、身の引き締まる思いである。多くの参加者がセミナー終了と同時に名刺交換やチャンスを求めてきた。


インバウンド(訪日外国人)

 久しぶりに東京の浜松町(以前の東京事務所があった所)に所用で行き、昼食時間となったのでランチを知っているインドカレーの店で食べようと店に入った。
オーナーがおり、「久しぶりですネ」と雑談をし、「ビジネスの方はいかがですか?」と質問してみた。オーナー曰く、インバウンドのお陰で1回転が3回転(つまり売上が以前の3倍)となり、インバウンド様々です…、と笑顔であった。
東京では、駅でも電車の中でも街の中でも、外国人の姿が非常に多く見られる…。こんな効果が日本の経済を支えていると実感した。