2017年5月18日木曜日

M-net 2017-05-18

日本でのマイスターの活躍

 当社は2014年にハノイでベトナムマイスタースクールを立ち上げてからもうすぐ3年になる。卒業生は日本各地で、さまざまな業種で働いている。先日、日本で働いて2年になる卒業生達の活躍について、うれしい報告が届いたので紹介したい

① 売上は全国トップ
 ある商品の販売を担当したHさんは、全国No.1販売実績を上げた。
一年前は日本語もたどたどしく、言われたことをやるだけで一杯だったが、今では自分の仕事だけでなく、まわりを見て忙しいところは応援し、助けくれた人への感謝の気持ちも忘れない。今「忙し方が楽しい、やりがいあると意欲的に仕事に取り組んでいる

② 責任感
 Lさんは、毎日の売上の管理は自分の役割だという。他の人より時間が遅くなることも多いが、アルバイトではできない社員の重要な仕事だ。今はこの場所でしっかりやって、もっと新しい業務にもチャレンジしていきたい。日本語のボキャブラリーをもっと増やす事が課題。

③ 続々、リーダー
工場は大型機械が整然配置され、機械音が鳴り響く中、24時間稼働している。三種類の色違いの制服を着たスタッフ達が黙々と業務に集中している三種類というのは、正社員、派遣バイト、技能実習生である
 現在、正社員であるNさんは、派遣バイトや技能実習生の仕事の段取りや指導、トラブルの解決などを任され、生産管理のリーダーとして活躍している。年齢、性別、国籍さまざまなスタッフをまとめるのは日本人でも簡単なことではない。この会社では、他のセクションでも、マイスター卒業生2名リーダーになっている。


教 育

 先日、若者を教育する現場を見せて頂いた。
 22~27歳くらいの若者で、学校を卒業し、一度は企業に就職して、うまくいかなかった人達の再就職の為の学校であった。20人位を5人位のグループに分けて、グループ討議をし、それを発表、ディスカッションする内容であった。一ヶ月間の教育で無料であるとの事。

 見ていると先生(指導者)がテクニックを中心に教えているような内容である。テクニックを教えることは、簡単であり、楽である。つまり、正解(又はそれに近い)があり、人を導きやすい。
 当社も日本や海外でさまざま教育をしているが、いつも正解がなく、先生(指導者)も毎日悩みながら、正解に近づけようとしている。「人間力(魅力)ある人とは」、「人の役に立つ人間になる為には」、「創造力、イノベーションとは」、「気づく教育」、「教えない教育」・・・など。人間の本質に迫る教育をしている

さまざまな教育のある事を実感した半日であった。
教育に正解はないが、人が企業の中心である事は間違いない。



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