実践から見た2つのリーダータイプ
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12月は様々なリーダーとお会いする事が実に多かった。その中でリーダーには2つのタイプがあると思った。
A 対応タイプ
・常に待ちで、自主的には動かず指示を待っている。
・目先対応で問題意識は薄い。現状で良いと思っている。
・頑張る。一所懸命で、目的と手段が見えない。
・失敗を恐れ、上手く行かないとすぐに逃げる。諦める。そして多弁。
B 仕掛けタイプ
・ブレない基本方針(1、2、3)を持ち、今何が大切か、何をすべきか知っている。
・思いがありそれが行動や結果に表れている。
・人だけでなくシステム、仕掛け、ITなどを組み合わせている。
・100の議論より1つの実践。実践を通してそこから新しい道を拓いていく。
Bタイプで「戦略的に生きていきたい」と思った。
コミュニケーション
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コミュニケーションをどう取るかA君と話した。
A君曰く「言葉では話したことの7%しか伝わらない」「赤ちゃんのようにお腹が空いた、具合が悪い、おしっこが出て気持ち良くない時、泣いて自分の意思表示をする…。ボディーランゲージであり、55%が伝わる」との事。
何かを伝えようとする時、言葉ではなく行動や動作を見せる事で人は理解する。「言っている事よりもやっている事をよーく見ていて理解し判断する」。
コミュニケーションは非常に大切であるが言葉だけではほんの少ししか伝わらない。絵とか写真とかグラフとか資料を活用したり、目には見えない「思い」を持って人と接したりする事で自分の意思が伝わる事が多い。多弁は不要であり、言葉はすべてではない。
ユダヤ人はなぜすごいか?
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ユダヤ人について少し本を読んでみた。
ユダヤ人は生まれて物心ついた小さな頃からユダヤ教の聖書を繰り返し読み知識をドンドン増やしていく。ユダヤの歴史を見ても5400年で、西暦2016の倍以上である。そして大人になった時、世界中で様々な事に挑戦し、成功も失敗もあるが失敗から学ぶ事で知恵を身に付けていく。「読書による知識」と「体験による知恵」の両輪を持つ事で成長していく民族である…と書かれていた。
「すごい」と言うか「素晴らしい」民族であると思った。
私たちも、この不透明な時代をユダヤ人のように書物や先輩から学ぶ知識と様々な体験を通して学ぶ知恵の2つを持って新しい事に挑戦して道を切り拓いていきたい。