2016-09-28

M-net 2016-09-28

「気づき」「行動」

  今、ある人を預かって教育している。本人は真面目で明るい人である。
「気づきがなく」「指示待ち」である。悪い人でも、頭の悪い人でもない。普通の人である。
・一緒に歩いて荷物を持っていても「持ちましょうか」がない。「気づかない」。
・街を歩いても目的地に向ってただ歩くだけで、周りを全く見ようとしない。
・屋根工事で高い屋根の上から視野を広げる為に…と思ってやっても、目的が分からない。
何の為に屋根に登るのか…?
・言葉で教育すると、分かっています…と言い、何の行動もない(つまり分かっていない)。
・指示されたことは出来るが、それ以上のことは何もない。
・何をやっても「ありがとう」の感謝の心があまり感じられない。
なぜなのか?どうしたらいいのか?思い悩んでいる…
豊かな家庭に生まれ、両親や周りの人がいつも準備してくれる、そんな生活を続けてきたのか?待っていれば誰かがやってくれたり、指示があることを身に付けてしまったのかも知れない…。

 正解はないが、自分で立ち(自立し)、自ら気づき行動し(自主的)、一歩一歩前に進んでいく事しかないように思う。
 失敗や挫折はいっぱいあると思うが、失敗から学び(体験し)、
 人を頼らず自分で生きていく道を見つけて欲しい。
「動物でもエサをいつも与え続けると、自ら獲物をとる事を忘れて
しまう」と言う。「気づき」「行動」の旅は長いと思うが、今その第一歩
を踏み出した所である。




圧倒的スピード

あるGMCメンバーに資料の作成を依頼すると、予想以上に早く、1時間以内で仕上げてくれた。
そのスピードの早さに大変驚いた。圧倒的なスピードである。
同じことをやっても、スピードの違いで印象は大きく異なる。相手の予想・想像を上回れば「この人と仕事がしたい」と周りをファン化させ、ビジネスやネットワーク、チャンスを広げることが出来る武器なのだと感じた。「スピード」を締切や納期に間に合わせる為だけではなく、武器としての有効活用を意識・行動していきたい。
なぜこんなことが出来るのか?
一つの事を話したり、聞いたり、体験した時、それで終りではなく、その事を頭の中で思い巡らし考えているのだと思う。24h頭はフル回転している。
一度頭を休めてしまうと、「さあスタート」と思った時エンジンが回り始めるのに時間がかかってしまう。身体は休めても、頭は休まず活動していることが大切だと思う