2013-04-28

M-net 2013-04-28

360度思考
 普通、現象が起こると、目の前の事実は誰でも分かる。少し頭の働く人は、物事の前後、現状やその背景まで考える。一方、グローバルに活躍するトップリーダーのAさんは、物事を360度ぐるりと考えている。
 現状はどうか、原因として考えられることは?、対策はどうしたらいいか、とりまく環境はどうか?、相手の立場で考えたらどうか、これから先時代はどうなっていくか…ひとつの物事をあらゆる角度からよく考え決断を下していく。トップ層にいくほどひとつの判断が大きくなっていく。また、一流の人と幅広く付き合う機会も増えてくる。Aさんとまではいかなくとも、180度くらい物事を考えられるよう、日頃からトレーニングしたい。

Art in Management (経営に絵を活かす)
 GMCの特徴ある授業のひとつに、絵を使った“Art in Management”がある。なぜ「絵」なのか?ひとつはコミュニケーションの手段としての絵である。文章は読まなければならないが、絵を使えば、視覚的にぱっと見て分かる。また、言語の異なる相手とのコミュニケーションにも大変役立つ。
 そして、もうひとつは発想である。社会の急激な変化により、昨日の延長の考えが通用しなくなっている今、トップリーダーには新しい創造が求められる。イメージの力は発想を豊かにし、創造力を養うことができる。リーダーの皆さん、発想の転換に「絵」の勉強してみませんか?

ボクシング選手
 当社から、ボクシング選手が誕生した。中野和也くんである。彼は2010年に新卒で入社し、その後社員を辞めて、職人に転向。もともと学生時代からボクシングの世界で活躍しており、今は屋根職人として働いて生計を立てながら、ボクシングを続けているとのこと。社員、学生、職人、そして世界のリーダー・・・ 当社のベースは「人づくり」であるが、改めて多様な人材を育てていることを実感した。