2012-11-18

M-net 2012-11-18

GMC第21期スタート
 GMC(Global Management College)の第21期が、中国・武漢でスタートした。今回は、中国トップ大学の学生だけでなく、ベトナムからの留学生や、イギリスのトップ大学へ留学している中国人学生など、多彩なメンバーが参加している。GMCを始めて8年、社会のグローバル化がますます加速する中で、GMCも時代に合わせ、国際的な組織へと日々成長している。

変化力
 GMC教育プロジェクトに、サポートとして参加している社員から報告が届いた。「今回、GMC教育の一環であるプロジェクト課題報告会に参加しました。学生たちに与えられる課題は、日系企業から様々な依頼が来たことを想定したもので、それらの解決方法などを報告してもらいます。(今回のテーマは「中国マーケットで勝つための投資方法」)
 GMCの教育は、学生たちを鍛え上げるもので、彼らにとってかなり辛いものです。しかし、それ以上にGMC教育スタッフたちは大変です。学生は課題を達成するため、睡眠も削って、動き、考え、調査し、また動いていきます。しかし、それ以上に動き考え、寝ていないのがGMC教育スタッフです。教育は本当に料理と同じで、状況に応じて最適なエッセンス(本人に悪い所や良い所を意識させる環境)を加えていかなくてはならないようで、GMC教育スタッフはつねに学生から目が離せません。GMC教育スタッフには頭が上がらないと感じました。
 また今回、GMC教育スタッフが学生を評価する会議に参加しましたが、改めてGMC教育の大切なポイントに気付かされました。私は「誰が優秀か」を話すと思っていたのですが、そういう話ではなく、「誰が一番“変化”した?」「誰が一番“成長”した?」と学生の“変化の幅”を話し合っていました。GMC卒業生たちが、社会に出た後、急激に成長する理由が理解できたような気がしました。
 教育スタッフたちは、現時点での学生の能力よりも、どれだけ変化したか?変化した幅はどれくらいかを最も重視しています。ですので、学生たちは持ち前の成長力で、卒業後どんどん成長していくのだと感じました。改めてGMC教育の奥の深さや難しさを感じました。」

企業改革
 今、ある会社の改革に取り組んでいる。最大のポイントは「意識」と「行動」の変革である。「改革」というと聞こえはいいが、実際には大変なことである。「当たり前」と思っていた考え方ややり方を変えることは、それまでの常識や自分との戦いであり、困難や苦痛が伴う。世の中が激変する今、変化できない人や組織は、時代に取り残されていく…。