2012-04-28

M-net 2012-04-28

慶応大学 特別講演
 4月25日、慶応大学にて特別講演を行なった。テーマは『頭脳新時代 ~21世紀は中国・アジアの時代~』である。商学部の1年生200名が参加。中国やアジアで実際にやっていることを中心に、90分の授業を行なった。また、彼らが具体的にイメージできるようテレビ出演したVTRや、写真・図を用いた資料も併用した。
 大学に入ったばかりの1年生に理解できるか不安だったが、学生たちは終始前のめりで目を輝かせて話を聞き、講演終了後には多くの学生が教壇へ殺到し、大変好評であった。人生は良い師との出会いである。先の見えない社会の中で漠然とした日々を過ごしていた彼らにとって、この授業が“気づく”キッカケとなり、成長の道標になれば本望である。今回のすばらしいチャンスを下さった中島隆信教授に、心から感謝しています。

道は明るい
 日本国内の人口減少や急激なデフレ、激化するグローバル競争…企業にとって試練のような時代に、若手社員の明るいエピソードを3つ。

● 中国から研修に来日しているLさん(学生)
  南富士という会社は…
1.“グローバル化”を実践。国籍に関係なく、同じ考えのもと一緒に働いている。
2.“頭脳”があるといろいろなことができる。(経営の請負、資源開発、アウトソーシング…)
3.“屋根・外壁事業”の確かな数字が土台にあるからこそ、中国でいろいろな事業ができる。

● 新規事業に挑戦しているHI君
【B to Bビジネス】… 『頭脳勝負』 (知識や提案、企画力)
【B to Cビジネス】… 『人間力勝負』 (安心、信頼)

●入社2年目にして14組の職人さんの段取りをしているHY君
・いばった態度 ⇒ “本気”で職人さんと向きあう
・毎日、明日の予定を立てる ⇒ “2週間先”の予定まで考えている
・広い倉庫内をだらだら歩く ⇒ いつでも“かけ足”