2010-11-08

M-net 2010-11-08


この頃思う事がある。

1.過去や相手は変えられない。しかし自分は変えることができる。

過去をどんなに悔やんでも始まらない。
相手を変えようとしても、努力の割には成果が少ない。
ならば残された道はひとつ、自らを変えることはできる。
グローバル化、円高、デフレ、人口減、草食系人間、政治不信…どれひとつとっても、事態が簡単に変わるとは思えない。それならば…
グローバル化の波が押し寄せているのなら、もっと積極的に中国・アジア化を進める。
円高なら、思い切って海外に出る。
デフレなら、ムダ取りやコストダウンを思い切って行ない、身体でなく頭をつかって活路を拓く。
人口減少に対しては、アジア一体化で考える。
草食系の人間が多いなら、国籍を問わずエネルギッシュな人財を求める。
政治と経済を切り離して考える…。


2.成功には『戦略』と『情熱』が必要である。

物事を達成するためには、これら二つの要素が欠かせない。
『戦略』とは、目の前のことだけでなく、明確な目標(5)のもとに、長期的に幅広く、より深く、総合的に考え、目標から現実に落としこんで、5→4→3→2→1で考えて実行していく。
『情熱』とは、エネルギーを一点集中で投入することである。周囲を巻き込み、スピーディーに対応し、苦を苦と感じないような自主性(主体性)が必要である。指示されて動くのでは、義務感(やらされている感)だけが残ってしまう。


3.“頑張る”だけではダメ。『チェンジ(Change)』

一生懸命、寝る時間を惜しんでやっても、身体を使うだけでは成果は通常の2倍止まりである。
そのことに早く気づき、やり方をチェンジしなければならない。
時代が激変しているのに従来のやり方や昨年と同じことをやっていては、遠からず行き詰ってしまう。身体を使って汗を流し、頑張ることに満足していては、先が見えている。
指示のある仕事や、毎日決まった仕事をするのは、身体は大変かもしれないが気は楽である。
しかし、受注を取ったり、自分で仕事を創り出す創造的な仕事は、毎日が自分との戦いである。
毎日がチェンジである。
処理的な仕事でも、創造的な仕事でも、結果はシビアに数字となって現れてくる。
数字を冷静に見て、考え方と行動をチェンジし、より効率的に働かなければならない。
変わる(チェンジ)事が、正解なき今の時代に求められるひとつの答えであると思う。
事業でも、人でも、環境に合わせて柔軟に変化できなければ、時代に取り残され、いずれ必要とされなくなってしまう。