2010-08-08

M-net 2010-08-08

今、思うこと…知識・活用・応用

【まず知識】
仕事をするときまず必要なものが知識である。
知識といっても、人としての基本や社会性、業務を行う上での基本知識などがある。
知識を得るために、本を読んだり、人と話したり、体験をして知識を増やしていく。この知識のベースが少ないと相手にされないし、仕事もできない。
人間力(人としての魅力)や基本的な最低限の技術力が、今もっとも求められている。勉強の大切さであり、やった者が伸びていく。

【次が活用】
知識はそこそこあるが、この知識を活用できない人がいる。
失敗を恐れたり、知識があることで自己満足し(分かる事は出来る事だと勘違いしてしまっている)、行動や挑戦をしない。つまり結果がいつまでも出てこない。
実践(活用)こそが最大の成長の場である。
当然、知識がゼロに近いのに挑戦だけをやってみても失敗の連続になってしまう。同じ失敗を繰り返すのは基礎力がない(知識ゼロ)ということである。

【ラストは応用】
ワンパターンで仕事をする人や決められたことや指示あることだけを行い自己
満足している人は応用力ゼロである。
相手やお客様からの質問に答えるだけでは、相手は満足しない。そして自分の成長も発展もない。相手の気づかないことを提案したり、自分の持っている知識を組み合わせたり、前例を参考にしてなにかひとつ加える事によって、可能性は無限に広がっていく。
今年の経営方針 『十文字経営』 (タテの基本ビジネスに、他の部門を加えてヨコのラインを確立していく) が、真に応用力・総合力である。
応用によって新しいビジネスや創造力が生まれてくる。

知識をどんどん増やし、この知識を積極的に活用し、そしてそれを様々な分野で応用することが今求められている。しかもスピーディーに…。


中国国内は日本国内

日本の3メガバンクの頭文字はすべてMで始まる。その内のひとつであるM銀行の幹部と話した。
「当行は今年4月1日より、中国にある全支店が日本国内の支店と同一である…」
今までは日本国内は法人統括部が管理し、中国国内の支店は国際部が管理していたが、4月より中国の全支店も日本の法人統括部が管理していく。つまり日本と中国が一体化し、経済活動に国境がなくなっていく。活動もより広域化していく。人・モノ・金の自由化が進み、経済活動も一段とましていく。