2010-04-18

M-net 2010-04-18

興味を持つ

4月1日付けで社内の人事異動が行われた。従来のやり方を見直し、時代に合った方法を取り入れるために、例年より多くの異動があった。中には、リーダーを降格になった者もいる。
では、なぜ降格になったのだろうか?それぞれに共通するのは、“興味を持たない”という点である。
たとえば新しいビジネスを始めることになった時、好奇心旺盛な人であれば、言われなくとも自ら掘り下げて調べたり、勉強する。しかし、興味を持たない人は、何の反応をすることもなく、情報は情報のまま終わりである。変化もなければ、成長もない。これでは、激変する時代に取り残されてしまう。
仕事や数字、遊び、部下や職人など何事にも興味を示し、新しい事をどんどん取り入れていける人こそ、時代が求める“変化できる人”である。
今回、降格になってしまった人や従来のやり方から抜け出せない人は、頭を柔らかくして自分のアンテナを広く張ってみてほしい。日々の情報を自分の事として捉え、ちょっとでも踏み込んでいくと、自分の幅が広がり、新しい変化が生まれる。そして人としての魅力が増し、リーダーとして尊敬される。


スピード

先週の土曜日、ある用件があってT君を呼んで話をしたのが午前9~10時。
「この件についてお願いしたい。少し急いでいるのだが・・・」と言ったところ、「はい、分かりました」とT君。
急いでいるとは言ったものの、本来なら休日の土曜日であるし・・・と思っていたら、午後3時にはT君から報告のメールが届いていた。こちらも驚くほどのスピードである。
今の社会は変化が常である。返事は“その場”で、そして“即行動”できる人が21世紀対応型の“チャンスを掴む人”である、と改めて感じた出来事であった。『スピードは力である』


ちょっと頭を使ってみると…

アパートの経営をしている友人から面白い話を聞いた。
不況の影響でアパートは空室だらけ、何とか入居者を呼び寄せようとある4つの対策をうった。
1.外壁を塗りなおし、古くなっていた外観を一新
2.全室にウォシュレット付きのトイレを完備
3.家賃を5,000~8,000円ほど値下げ
4.“レントフリー”導入
一番最後の“レントフリー”とは、入居後の家賃が2ヶ月間無料になるシステムである。もちろん、敷金・礼金は無料。経営の面からするとずいぶん厳しいと思われるが、それでも空室よりはいいという判断があっての事である。思い切った“お得感アピール”が功を奏し、ガラガラだったアパートは即日満室になったそうだ。
要はやり方次第である。今のやり方では通用しなくなった時、そのままやり続けるのではなく、チョット頭を使ってみてはどうだろう?角度を変えて見たり、少し先を考えてみたり・・・思わぬ突破口が見つかるかもしれない。