2007-12-08

M-net 2007-12-08

1年、1ヶ月、1週間、1日

計画を立てる時、いきなり「今月の計画」「今週の計画」「今回の○○の計画」から立てていないだろうか?計画を実行する際は全体を見る事がまず大事であるが、日々の小さい事から計画を立て始めると、全体が見えなくなる。
先日もある社員の計画の立て方が1日毎に大変細かいので、「まず全体から考え、次に月間、週間、一日と考えましょう」と、2008年の年間スケジュールが書ける表を渡した。彼は自分の今までの計画と照らし合わせて自分の問題点に気づき、早速彼の部門の全体の戦略と自分の役割を書いて提出してくれた。
1月は新しい年の始まりである。2008年をどうするか、まず考えて計画を立てて行動して欲しい。


聞いたもの、見たもの、体験したもの

聞いたものは忘れる、見たものは覚えている、体験したものは血肉になる…と思う。
経営を学ぶにしても、建築を学ぶにしても、100回話をしてもなかなか分からない。だが実際に建築の現場を見せたり、経営を実践させてみると、大いに気づき、自分のものと出来る。
今月も中国から色んな社員が研修に来ているが、基本的な事以外は教えたりはしない。同行させて自分の言動を見せたり、会社や仕事の様子、建築の現場を見せたり、会議に参加させたりと、様々な体験をさせている。
我が社の教育は「教(教える)」ではなく「育(育てる)」であり、気づかせる事が教育の第一歩である。社員がそれぞれの体験を活かし、成長してくれる事を楽しみにしている。


カフェ大福が結んだご縁

当社のカフェ大福が相変わらず好評頂いている。
先日当社で住宅を建てて頂いたA様宅に社員が訪問して話を伺った所、たまたまA様の職場でカフェ大福が話題になり、買いに来て頂いた事からフィンランド住宅を知り、気に入って当社で建てて頂いたとの事。有難い事である。
カフェ大福やお茶がキッカケで住宅を建てて頂いたり、私の講演がキッカケでお茶を愛用頂いたり、一見関係ない事に見えても、見えない所で実はつながっている事が多い。
人生の中で何がキッカケになるか分からない。ご縁を大切にしたい。