2007-09-18

M-net 2007-09-18

気力・体力・知力

78歳の経営者Aさんとお会いした。
すごく元気で、話題も多く、長い時間話しをさせて頂いた。
途中から「私も78歳ですが、気力、体力、知力が75歳を過ぎてから急激に落ちてきた。65歳から75歳までは全然そんな事を感じなかった・・・。」と言う話になった。
社会が大きく変化していく中で、自分の会社の舵取りは従来の延長ではなく新しい事にも挑戦しなければならない。その時に必要なものが「気力、体力、知力」であると話してくれた。まだまだ実力が伴わない後継者にイライラしながらの毎日であるようだ・・・。
自分自身に問いてみた。「気力はあるか?」「体力はあるか?」「知恵や知識は十分か?」
このA経営者は最後に「何事にも最適年齢がある。経営者の最適年齢は65歳」との事であった。酸いも甘いも、裏も表も、引く事も出来る。勝負にも出られる年齢との事・・・。


PDC

古くて新しい言葉にPDCがある。「Plan-Do-Check」の略である。
まず、計画や目標を立て、実際に実行、挑戦し、計画と実行の結果をチェックし、又、元のPlanに戻っていくシステムである。
計画を立てずに目先の現象にとらわれ行動だけのA君
計画は立派だが、実際の行動となるとほとんど動かないB君
計画は計画、行動は行動でこの差を全然チェックしないC君
何か仕事をする時もう一度原点の「PDC」で自分のやっている事をチェックして欲しい。完璧な人はいないが、自分の強い所と弱い所を認識し、補っていかなければならない。しかし、このPDCを知らない人や忘れている人がいっぱいいる。原理や原則はシンプルである。
計画は立てていますか?実行していますか?差をチェックして対策を立てていますか?


気づきは成長の原点

GMCに落ちた学生が「なぜ私は落ちたのか理由を話してくれない・・・トップの私から話しを聞きたい・・・。」とすごい剣幕でやってきた。
「なぜ落ちたか?なぜ合格しなかったか?あなたは何だと思いますか?審査する人を批判するのではなく自分で考えてみて下さい・・・。あなたはその事に自分自身で気づいていない。だからダメだったと思います。」同じ事を3回言って初めてその学生は気づいてくれた。気づく事が成長の原点である事を再認識させられた。