2007-04-18

M-net 2007-04-18

やれば出来る

 先日中国からZ君が研修の為に来日し、1週間日本の三島で研修をした。彼は中国語そして英語は出来るが日本語は出来ないし、話せない。そんな彼が月曜日の朝礼で、流暢な日本語で朝のスピーチをした。全員がビックリである。彼を知らない社員はZ君は日本語がすごく出来ると思ったし、彼を知る者はどうしたんだろう?と。彼に聞くと、前日の日曜日の夜に徹夜でスピーチの5分位の会話を暗記したと言う。すごいの一語である。
出来ない理由を述べる人は多いが、自分で出来る事を見つけ、挑戦をする彼に見習う事は多い。目標や夢に向かって、出来ることを見つけ、失敗を恐れずに挑戦して欲しい。Z君の更なる成長を期待している。


評価

 評価にも2つある。1つは自己評価、もう1つは他人が評価する。一般的には他人評価が中心である。成果、人間力、成長、結果などを正しく評価しなければならない。これが給与に反映されたり、地位や役付の対象となっている。企業では信用力や総合力、株価などに表れてくる。評価される人と評価する人には当然ながら差が出てくる。目線の違いとも言える。自分では一所懸命やっているのに評価が低いと言って不満を持つ人もいる。人間が人間を評価するのであるから完全と言える事はない。見ちがえたり見落としもある。
相手が自分に何を求めているのか?上司が自分に何を期待しているのか?...自己中心でなく目線を変えてみると客観的に自分が見えてくる。あるいは上司と相対(一対一)で話してみると求めているモノと自分の今との差もはっきりしてくる。
企業でも市場(お客様)の求めているものを提供しなければ不要となってしまう。日本では3月~4月、中国では7月頃が評価の季節である。


毎日だれと会っているか

 1日24時間のうちにだれと会っているか記してみるといい。家族や職場の同僚などの他にだれと会っているかである。ただあいさつ程度に会うのではなく少し話をしたり、食事をしながら話すことである。
1週間に_人。1ヶ月で_人。どんな人と会ったか整理してみるとおもしろい。「人生は出会いである」と常々思っている。多くの人と会えばいいと言う訳ではないが、いつも同じ人とだけ会っているのでは刺激も気づきもない。影響を受けた人、何も感じなかった人、話すだけで楽しくなった人...又、他人に何か与える事が出来たか否か。情報や話題を与える事が出来たか否か。もう一度相手が会いたくなる自分か否か?相手がもう一度会ってみたくなる自分自身か?
上司、部下、お客様、仕入先、仲間や友人...会おうとしなければ(求めなければ)会う事(得る事)は出来ない。