2006-10-28

M-net 2006-10-28

5割の入替え

 某地銀の頭取との話。
 今成長している企業に共通している事は、50%の取扱商品や販売先、仕入先をチェンジし、自らも変化している事だと言う。
 社会や顧客の変化を先取りしたり対応する事によって、商品や生産する製品がドンドン変わっていき、半分位が入れ替わっているそうだ。仕入先や販売先も国内だけに限らず、海外ともドンドン取引し、自らも海外に直接進出しているとの事。
 従来と同じ商品やサービスを同じやり方でやっていてはジリ貧である。
 自分たちを取り巻く環境や社会が大きく激変している事に気付く事がまず第一歩である。感じない事、気づかない事には何も始まらない。
 頑張る事や一生懸命やる事だけでなく、少し立ち止まって周りを見てみる事も時には必要である。


TOPに求められるモノ

 トップリーダーに求められるものは何かと言う話を聞いた。

1. まず見た目。雰囲気であり、一言で言うと「顔」。
2. 物事を一言で分かりやすく短い言葉で話す(説得する)。「本質」
3. いつも基本は同じ。ブレない。「信頼」
4. 体力(気力)のある事。「健康」
5. 運の良い人間(良い運を持って生まれた)。「運」

 自分なりに考えてみると、まず「顔」そして「本質」を見抜いて伝える力。変わらないものがあると言う事は相手に「信頼」を与えていく。安心感である。そして言うまでもなく「健康」でなければならない。最後は「運」と言うか、先を見る「勘」かも知れない。先が予測出来ない昨今、ラッキーも実力のうちと言う事である。

1) 良い顔をかもし出す為に、日頃から勉強が必要である。
2) だらだら話し文章を書くのではなく、「一言」「A4 1枚」でまとめる努力、工夫が日頃大切である。
3) 変えてはいけないものと、変えなければいけないものの区別
4) 健康な身体が前向きな生き方を生み、知恵やアイディアを創り出していく。
5) アンラッキーな事の多い人は、ラッキーな人と組んで仕事をしたり、エネルギーやパワーを幸運そうな人から頂く事も一つの方法である。


文化

 ここ2日間で4人の人と会ったが、話の最後は必ず「文化」の話となった。
・ 日本と中国の文化の違い。日本の文化とは…
・ 歴史(文化)のある企業と新しい企業の違いは、文化があるか、無いかである。
・ トップの生き方は、まさしく企業や組織の文化を創っていく。
・ ニート、フリーターの通信教育を始めたい。農業、自然の中にその道がある…。
 文化(?)の話になると、自分の勉強不足を実感する。幅広い勉強の必要性を感じた。