2002-11-18

M-net 2002-11-18

気のきかない(待ちの)人に明日はあるか

 旅をしても、仕事をしても、気のきかない人と一緒だと、こちらが疲れてしまうし、嫌になってしまう。
 たぶんこう言う人は常日頃から自己中心で生きてきており、相手や周りに気を使う事を知らない人で、ビジネス社会に於いては絶対に顧客満足はあり得ないし、敵は作っても味方は増えないタイプの人間である。
・ 時間はギリギリ
・ メモは一切取らない
・ 自分の興味のあるものだけは質問
・ 重いものを持っていても自ら「持ちましょうか」とは言わない
・ 言われた事だけはやり、それで良いと思っている
・ 何をやっても感謝(ありがとうと言う事葉、行動)なし。勿論チャンスを与えても感謝はない。

 同じレベルの人と毎日付き合っていると、誰も気付かないし、注意もしてくれない。これではダメと他人に言われると、少しは気付くがそれだけで終わってしまい、自分の他の行動には全く反映されない。レベルの低い人に教育する事そのものが空しく、嫌になってしまう。
 難しい事をやってくれと言っているのではない。人間として誰でも出来る事が出来なく、そして、こう言う人は自分の向上心(要求)だけは人一倍強い。

 どんなに立派な意見や提案でも、提案者が嫌いならすべてはダメ。指示あることだけやり(指示なければ何もしない)、アイディアや提案も期待できない人に明日はあるのか?
 最後は人間と人間であり、人が全てである。少し周りに気をつかってみると流れが大きく変わってくるし、自分の知らない、眠っている自分が発見できる。


若さ、工夫、挑戦

 疲れている時、マッサージや指圧に行く事がある。いつも同じ様にやってくれ、それはそれで満足して帰る。先日の日曜日、いつもとは違うモダンで現代的なマッサージ店に入った。コースがあり、30分、45分、60分と全身、フット(脚)マッサージ、全身とフットのミックスなど様々なコースが書いてあり、全身とフットのミックスでお願いした。フット20分と全身30分の50分コースである。新鮮で大満足の50分であった事は言うまでもない。その店は若い責任者と若い担当者でテキパキ。様々な工夫をしている。

 我々の日々の仕事の中でも、10年1日の如く同じ事を同じやり方で何の疑問も持たずにやっていないか?このマッサージが終わった時点で考えさせられた。若さ、工夫、挑戦…について、そして自分自身は常に持っているか。

若さ…エネルギッシュさ。失敗を恐れない行動主義を忘れていないか?
工夫…相手や顧客のニーズやウォンツは何か?一工夫はありますか?
挑戦…出来ない理由を考え、現状に満足してワンパターンではないか?
忘れていれば思い出し、今まで気付いていなければ今からやってみよう。