2002-02-18

M-net 2002-02-18

企業文化差

我々は、まず収益を上げなければ生存、存続する事ができない。
大手企業は、「それは誰かがやってくれる。自分達は自分の範囲内の努力、工夫だけ」で良かった。しかし今は大手企業と言えども状況が激変している。

家庭に於いても収入が減れば支出を抑えるとか、生活を切り詰めたり、増収入を図る為にアルバイトを行って減収を補ってカバーをする。自己防衛の為に。

大手企業の雪印の事件を見ても、全社員が危機感ゼロで、会社分割や解雇、リストラが現実となって初めて実感し、理解する。いわゆる「大企業病」である。

当社のリーダーでも、収支感覚の薄い人と、あらゆる方法をとって収支をプラスに持っていこうとするリーダに分かれる。残念ながら自分の範囲内だけ考えたり、現場だけを考えている人もいる。
しかしこの不況下で伸びている企業もあり、我が社もこの伸びている企業群の仲間でありたいし、それを実現しようとリーダー、社員が日夜努力してくれている。

21世紀は大企業とか中小企業とか言う分類でなく、自主(主体)型企業(成長する企業)、と依存型企業(成長しない企業)とでも分ける時代なのかも知れない。いずれにしても企業の考え方や生き方(つまり文化)によって大きく差が出てくる。


勉強会での受講生として

今、L.S.T.(リーダーシップトレーニング)の研修を行っている。殆どは私が講師だが、先日私も受講生として話を聞き、感じた事を記してみたい。テーマは営業について。

A
1. アポイントの取り方…紹介――紹介…ツテ…ツテ…ツテ
2. 初訪時…………………次の訪問が出来るように、可能な限り宿題をもらって帰る
3. 面談相手に合わせて…話題を変える。
4. 話すより聞く…………相手の会社の現状、問題点、今後の方針、価格等     など

B
1. 何の目的か、単刀直入に伝える
2. 企業姿勢、方針を伝える
3. 相手よりアドバンテージをとる
4. 問題解決(ソリューション)ビジネスを心掛ける   など。

A君、B君共に具体的で地に足がついており、大変参考になり、なるほどと納得させられた。素晴らしい社員が育っていると実感し、結果を期待でき、楽しみである。