2019-11-08

M-net 2019-11-08


 Understand ⇒ Can 

 多くの人に話をしたり、教育をすると大多数の方より「よく分かりました…」と聞く。
しかし、分かる事が目的ではない。「出来る事」が目的である。
レポートも書いて終わりではなく、書いた事がスタートであり、そこから始まりである。
「分かりました」と言って、何の具体的行動もないK君もその一人である。 分かった事を分かったつもりでいて、それで納得している…。 悲しい現実である。K君は何の進歩も発展もなく、自己満足している。 ましてや周りの方は誰も言ってくれないので、ますます自己中心になって 魅力も成長もない人となる。

「分かりました(Understand)」ではなく「やります(Can)」で 挑戦して道を拓いていきたいし、そんな人を育てていきたい。
学校(教育)は教科書があり、マニュアルがあるが、実践(教育)では 時代を読み、現場を見、より良い環境をつくる事が基本となる。
“I can” でいきたい。


 稼ぐ力 

 新しい挑戦や新規事業など行う時に資金力がないと、思うだけで何も活動できない。
「Roof Meister School」や「カンボジア」への投資(種まき)も当社に稼ぐ力がないと何も 始まらない。
稼ぐ力(収益)はどこから生まれるかと言うと、お客様(マーケット)から生まれてくる。稼ぐ為に頭を使い、アイディアや工夫をする。つまり勉強が不可欠である。
社会が大きく変化している今、同じ事の繰り返しやマンネリ、現状維持ではジリ貧となってしまう。
カンボジアでもまず稼ぐ力を身につけ、次へのステップに進んでいく。

稼ぐ力を身につけていると、どこに行ってもどんな時も自信を持って生きていける。
自分のやっている事やビジネス、人づくりでも「稼ぐ力」はあるだろうか?稼ぐという事は 社会に役立っていると言う証明である。自己満足や従来の延長線上で考えるのではなく、 「稼ぐ力」という物差しで事業や部門、個人も測ってみたい。


 ストライクゾーン 

 視野が狭く、真面目で頭の固いI君と会った。
従来の生き方の延長で、新しい事に挑戦しようとしている…。
少なくともI君はそう思っている。指示を待ち、どこかでマニュアルを 求めている。
どうしたらいいか?誰かの指示を待っている。
まず、固定概念を打ち破る事に挑戦してもらったが、なかなか破れない。
 破りたくないのかもしれない。自分のストライクゾーンを決めて、 そこからはみ出る事をしない。つまり失敗を恐れている。
ストライクゾーンを広げると、 いろいろな球が飛んでくるので、ワクの中で何とかしようとしている…。ストライクゾーンを広げて、前からも、横からも、裏からもボールが飛んでくるゲームも、又楽しいかもしれない。

多様化の時代である。
人生の中で自分の価値観(ストライクゾーン)をチェンジしたり、広げたりして、自分を試してみたら…とI君を見て思った。