2019-08-19

M-net 2019-08-18


 粗菓 

しばらく前にY君に注意と指導した事がある。
本質が分かったと思った。レポートも反省の文章も添えてあり、今後に期待をしている。
普通はこれで終わりであり、レポートを書く事で一件落着である。
しかし今日、宅急便が届きビックリした…。
「粗菓」で「私の地元のお菓子です、お召し上がり下さい。Y」とあった。

教育や特別指導をしても、聞いただけで終わりの人もいる。
レポートを書いてそれで終わりの人が大多数であり、残念ながら同じような事を繰り返している。
思う事、気付く事ではない。思った事、気付いた事に基づいて何をするか、すべては行動である。行動がなければ何も始まらないし、結果も出ない。
今、指導している人の中に、
文章や報告書は一切いらない。全ては行動で示せ…と言っている人もいる。
Y君は「指導の感謝」なのか?「Y君を忘れないでチャンスを待っています…」なのか。
Y君の粗菓を見ながら、文章を書いて一件落着ではなく、「心」をモノに託せる事の出来る人が身近にいて嬉しくなった。
Y君の成長を期待している。


 ドイツに12年留学の組織TOPから学ぶ 

先日、東京本部にドイツに12年留学した某組織のTOPの訪問を受けた。
ドイツと言うと古くはヒトラー、今ではベンツに代表されるモノづくりの国を思い出す。
外国人であるので当然車かタクシーで来ると思っていたが、ホテルからバスに乗って一人で来た。ポイントを中心に話が弾む。
19時に来社なので「夕食でもいかがですか?」と聞いたところ、「1時間位ならOK」。
近くの居酒屋で軽くお酒と食事。飲みながら、食べながら、「ドイツと日本の違い」「あなたの今一番の課題は」「日本や南富士に期待するモノ」などあっという間の1時間。
帰るのはタクシーと思った瞬間、「地下鉄で帰ります。グーグルマップがあるから大丈夫です。タクシーではつまらない…」と言って別れた。

「質素」「時間」「話題」「行動」「基本」…など多くの気付きを頂いた。
日本とドイツはよく似ていると言われるが、内向きな日本では負けてしまう。
考えるのは「自分の事と3m以内」では、グローバル化時代に生き残れない。視野を広く、そして行動したい。


 食は健康の源 

96才の知人がいる。
先日具合が悪く、食事もほとんど食べずにいて、「ボケ老人」「死人」のようだった。
しばらくは、訪問した時は食欲も旺盛で、目もパッチリ、頭もまわり、話も弾む。
改めて「食」はすべての基本である事を再認識した。
ダイエットで朝食抜きや食べる事を控えている人が多いが、頭もまわらず、健康にも良くない。いっぱい食べて(食べ過ぎは良くないが)、心と頭と身体を十分に使って、健康的に、明るく生きたい。
使えば使う程、使ったところは活きてくる。