2019-04-18

M-net 2019-04-18


 カンボジア 

 アンコールワットで有名な東南アジアの一国で、新たな人づくりが始まろうとしている。
 人口約1600万人、仏教国。首都プノンペンは近年急速な発展を遂げ“遺跡の国”のイメージを覆される。初めて訪れ、トップ大学の学長達にお会いさせて頂いた。

「学生の視野を広げ、教育と就労の機会を無料で提供頂ける事は大変有難い」「大学発展に於いても素晴らしいチャンス」。我々の人づくりに共感頂き今後活動を共にして行く計画である…。


 今回アテンドをしてくれた、プノンペン大学の学生Jさん。日本への留学経験がある為、日本の問題を聞いてみると…
 「旅行には素晴らしいですが、外国人が住み続けたいと思わない。留学生の総意でした。」
1)人間関係。外国人に対して壁がある。表面的には親切で便利な社会だが、本当に親しい友人が出来なかった。韓国の方が、まだ良い。
2)画一化社会。枠から逸脱すると、ひどく叱られる。社会からはじかれる。
 外国人の受け入れ増を目指す日本。「選ばれる国」への課題を垣間見た旅でもあった。


 将来予測(ミス防止の要)

 ミスを多発するT君がいる。
 物事の判断や人の採用などミスが続く…。「なぜだろう」と思う。
 表面的と言うか、現象だけで判断しているように思う。今の現象は明日の現象ではない。明日は変化している…事に気が付かない。本質が分かればミスは大幅に減るが、本質は隠れているのでなかなか見えない。見えないものを見る「洞察力」が必要となる。
 別の言い方をすると、判断する時「経験」と「知識」で決めている。これではダメである。もう1つ、「将来予測」を加えなければならない。このまま行ったら将来はどうだろう…。この人は教育やチャンスを与えたら成長するだろうか?この将来予測を判断の1つに加えると確率はすごくUPする。

 まず、様々な経験を積み、知識の量を増やす努力が必要である。視野を広げて多角的に将来予測が出来ると、判断する時ワクワクしてくる。