2018-11-18

M-net 2018-11-18


 動けば拓ける 

 建築現場での屋根、外壁工事の職人さんが不足している。
1つの対策としてRoof Meisterも養成しているが…。
日頃多くの職人さんを抱えているが、仕事量が増大するとそれでも足りない。各営業所長は職人確保の為に様々な行動をしている…。
普段あまり積極的でないリーダーK君が、建築現場で働いている職人さんに「当社の仕事をして頂けませんか…?」と直接声を掛けたところ、職人さんを確保することができた。彼は「動けば拓ける」と自信を持って話してくれた。素晴らしい行動力と輝ける言葉である。

 営業でも何の仕事でも、机の前でパソコンをいじっているだけでは道は拓けず、動いて初めて道は拓ける1つの実例である。気づいて行動する事を期待している。

 前へ前へ 

 仕事をしていると、ミスや失敗がどうしてもある。人はミスや失敗を恐れて挑戦をしなくなってしまう。しかし、今伸びている営業所の所長は、失敗しても注意される時も「これは人生の成長の1つである…」と前向きに受け取り、怯むことなく前へ前へと進んでいるので業績がいい。これを見て部下も一緒に成長していく。

 経営や事業は「思うことでなく、実践する事である」と常に思っている。
営業所の所長は、事業所の責任者つまり社長と同じである。TOPが保守的になり守りになると、全員が現状維持で良いと思い、組織は停滞してしまう。
思いや気づきを即実践し、ピンチこそチャンスと考え、前へ前へと進んでいきたい。リーダー(所長)の考えと行動がすべてを決めていると言っても過言ではない。

「失敗したら学べばいい…」と考えているので、前章の「動けば拓ける」と併せて、今最も大切な事に挑戦して欲しい。

 現場の大切さ 

 久しぶりにベトナムに13日で行ってきた(滞在1日半である)。
TOP大学の学長と12ヶ月ぶりにお会いし話をした。要点をまとめ、方向性を出してきた。彼も「杉山さんと同感です」と賛意を示してくれ、あとは即実行だけである。
 新しいTOP大学の幹部ともお会いした時、「4年前に講演をして頂きました…」と覚えていてくれ、話はスムーズに運び、新しいGMCTMCGMC clubなどがスタートする。
JETROハノイの所長ともお会いしたが、日本からの来客が1年間で6000人、その内の60%は求人開拓にベトナムに来ているという。日本での人手不足の本格的到来を実感した。
人材の宝庫ベトナムでの人づくりに新しい手(方法)を考え、実践していく。知恵とスピードが勝負である。

 改めて現場にヒントとチャンスがあることを実感し、すべての仕事で最も大切なものは現場であると思った。現場を大切にし、現場の生の声を活かしていきたい。