2008-01-08

M-net 2008-01-08

アジア、世界で

当社は男女共同参画企業として昨年も表彰を受けた。「男女共同参画の為にどのようにしてるのか?」と言う質問もしばしば受ける。
しかし、今はアジア、世界と競争していかなければならない時代で、もはや男女参画と言っている場合ではないと感じている。国内に目を向け男女参画と特別視するのではなく、それは当たり前の事として捉えて男女だけでなくアジア、世界と視点を変えてみてはどうだろうか。
広く国際化とは男女、国籍、年齢、経験に関わらずチャンス平等で、実績や貢献した事に対して評価する事であると思う。その為には、「頑張った」「言った、言わない」と言う曖昧ではなく、なるべく数字化したり、文章にしたり、最初に「Yes,No」を言う事が大切である。
男女共同参画とは話し合って出来るものではない。まずTOPが方針を出して、それを元にどうしたら出来るか方法を考えて実行していくものであり、国際化もそれにしかり。
これから日本の労働人口が減っていく中で、魅力のある会社でないと人は集まってこない。アジア、世界と言う視点で、常に魅力のある企業であり続けたい。


仕組みづくり

年始に仕事でシンガポールに行った。元々シンガポールは制度が厳しく街が綺麗な事で有名だが、一昨年行った時よりも更に厳しくなったと感じた。タバコの持込には高額の税金が課され殆どの人が持ち込みを諦めていたり、チューインガムの持込は禁止されていたり。
「街を綺麗にしよう!」と例えば方針を掲げた時、住む人々の自覚だけでは効果に限界がある。しかしシンガポールは「街を綺麗にしたい→それならそれを阻害する可能性のあるガム・タバコ・酒が持ち込まれないように」とし、強制的に仕組みを作って掲げた方針を実行し、現実のものとしている。
厳しい制度には賛否両論であろうが、本当に街はゴミ一つない。
何かを実現したい時、人間は自分に甘い生き物だから人の意識の改革だけでは不十分な場合が多い。そんな時、仕組みを作ったり仕掛けをする事が一つの方法であり、それはリーダーの役目である。


マクト新年度経営方針発表会・責任者会議

当社では年二回、全部門の責任者を集め会議や経営方針の発表を行う。
最近中国の子会社でも事務所が増え、社員が増えたので、今年の新年から責任者を武漢に集め、第四期経営方針の発表や会議を行った。
営業所が離れていると、普段は電話やメール、チャットなどでのコミュニケーションになる。しかしたまにこのような集まる場を設け、トップの考えを伝える縦の情報交換をしたり、責任者同士が直接会って話をする横の情報交換をする事が、生きたコミュニケーションになると思う。
皆の仕事の中で、今回の効果が早く表れる事を期待している。