2017-01-18

M-net2017-01-18

石油TOPメーカー
 
 先日、日本を代表する石油TOPメーカーS社の幹部の方々が当社にお越しくださった。
 時代は変わり、石油エネルギー(化石燃料を使った二酸化炭素を発する)産業は社会から厳しく見られ様々な苦労をされている…との事。
 まず東京圏と地方の格差はますます広がり、様々な社会現象を起こしビジネスに大きな影響を与えている。一例として、限界集落は地方をなくしてしまう…。
 そして人手不足。まず若者は社会に役立つ産業で働きたいと考え、二酸化炭素を発する産業に目もくれない…。新しい技術開発や新しい産業づくり、そして現場で働く人など、人がいて産業、ビジネスを創っていく。そこに人材が来ない…。
 日本だけを見るとマーケットも人材も厳しいが、一歩アジアに目を向けてみるとさまざまな可能性がある。MeisterやGMCにスポットが当たってくる…。


環境によって人はつくられていく
 
 仕事がドンドン入って来て、それを処理する業務を行っている部門は毎日頭を使わなくても、考えなくても、機械的に仕事が流れていく。一見スムーズである。
 しかし、ある例外的な事が起きた時、だれも気づかずその例外事項も流してしまう。非常に恐ろしい事である。
 人はどうして育つかと言うと「環境50%、教育30%、天性20%」だと思う。
 指示があったり注意があれば気づくが、良い環境の中で自ら気づく為には、常に全体を見たり時には立ち止まって自分を見たり、非日常的な活動をして「気づき」を身につけたい。


自分中心→人の為、社会の為にも心を

 ある文章を作成し何人かの人に見て頂いた。
 A君、文章を読んで私に「私は今まで自分と家族の事しか考えていなかった。この文章をみて人の為、社会の為という視点がなかったと気づいた。これからは人の為や社会の為という考え方を持って人生を生きていきたい…」と話してくれた。嬉しい限りであり、それを実践して行くことを期待している。
 「種をまけ」ば枯れるモノもあるが「花が咲く」と信じている。すぐ咲く花もあるが、10年、20年して咲く花もある。種をまかなければ何も生まれないし咲かない。
 目の前の現象に一喜一憂するだけでなく、本質的な事や基本的な事にも力を注ぎ、「種をまく楽しみ」を知る事も人生の一つの道である。