2016-11-18

M-net2016-11-18

(アジアで思う事3つ)
生活力
 
 あるアジアで働く知人Tさんから「お会いしてお願いしたい事がある…」と連絡が入りお会いした。
 何の用件かと考えていた。なかなか本題に入らない…。しばらくして、実はTさんの友人が交通事故で死亡してしまった、と切り出した。「有能な人材で余人を持って代えがたい…。現地政府からも今までの功績を認められて勲章を授与された。奥さん(40才中頃)と2人の子供がいて、今の奥さんの仕事も12月で終了してしまい、路頭に迷っている。子供さん2人も不登校になり、どこか働く所はないか…」という相談だった。
 今まではハイクラスな生活で、それを維持したい。それに見合う仕事や給与を求めているのである…。立派な学歴や職歴を持っていても生活の激変による生活力が維持できなければ、生活や家族が崩壊してしまう…。
 どんな状況下でもたくましく行き抜く「生活力」が大切であり、そんな生活力(生きる力)をもった人材を育成する事が大切だと実感した。要は「自立」とも言える。


結婚

上記Tさんの友人の奥さんの件もそうだが結婚って何だろうと考えた。
 結婚からが人生のスタートだと言う人もいる。「恋愛結婚」「見合い結婚」「国際結婚」「遠距離結婚」さまざまな結婚がある。
 一方離婚も非常に多い。「性格の不一致」「経済的理由」「家族の問題」「DV離婚」「別に好きな人が出来た」さまざまである。
 又、今若い女性を中心に一生「独身」で過ごす、結婚しない・したくない人も多い。女性でも生活面で自立できれば自分一人でも生きていくと言う考えである。中には結婚したくても出会いがなく結婚できない人も多い。
 正解のないテーマである。


投資
 
 大型投資案件の相談があった(詳細は書く事が出来ないが)。
 大型投資と言うと数年前アジアで2000億円の投資に少し関わりを持たせて頂いた。事前準備をして投資をスタートしたが、工場建設中に技術革新やマーケットの激変、国際競争の激化など想定外の連続でプロジェクトは大苦戦で本体も揺るがしてしまった。社会の変化が激しい今「先をどう読み」「どうやるかでなく何をするか」の決断をする難しさを思い出した。現状維持だけでは衰退を意味するので新しい発想で協力できればと考えている。