2016-08-08

M-net 2016-08-08

一流の実践力
 当社のC営業所が7月の実績ですばらしい成果を出した。
 市場は皆同じであり、材料も同じ、職人さん達も同じであるが、1つずば抜けた行動力がある。早朝5時より動き、目星をつけた取引先には何度でも足を運び、取引がOKされるまで諦めない。1つの受注を頂くと次は2、そして4と倍々受注を目指している。
 今年の1月6日にスタートした新設の営業所である。この所長は営業所Open式に事業計画書を作成し全員に配った記憶がある。その3年先の売り上げ目標を6ヵ月でクリアしてしまった。驚くべき数字、実績である。問題もいっぱいあろうかと思うが、まず一点突破ですばらしい!
 今求められているのは「一流の行動力」「一流の実践力」である。世の中に頭のいい人はたくさんいるが、成功する人はこの実践力を身につけた人である。特別感謝金を出して労に報い、心から「お疲れさま」と言いたい。そしてこの不透明な時代を切り拓いて行って欲しい。。

一工夫
 静岡の田舎の町に小さなパン屋さんがある。いつもお客様がいっぱいである。
 何がちがうのかと言うと、パンの味はそこそこであるが・・・(昨日の日曜日の話)パンと一緒に自分の庭で取れたキュウリを氷と一緒にボールに入れて、「どうぞ御自由に食べてください」と味噌を添えて置いてある。新鮮な小ぶりのキュウリであり、食べてみるとなかなかおいしい・・・。もちろん、金を取らない、無料である。
 「パンとキュウリ」。ピンとこないかもしれないが、田舎風でおもしろく、この一工夫がお客様にうけている。パン売り場の横に無料コーヒーと3~4セットのテーブルがあり、パンと一緒に軽い食事もできる…。
 このように仕事や生活に一工夫があると楽しいし、話題にもなって広がっていく。頑張るだけでなく、周りを見渡し、一工夫を考え、実行してみたい。

全体から入る人。目先から入る人。
 今、日本の学生達にも夏休みを利用していろいろなことに挑戦してもらっている。課題を与え、それぞれが考え行動してもらう。
 Aさんは、全体から課題を考え、全体のスケジュールを立てて、スタートをする。
 Bさんは、自分の興味のある事、出来る事からまずスタートし、途中で行き詰ってしまう。
 一つの事を全体から見て、本質を掴み、ポイントを押さえて進んでいくAさんと、総論と現象だけを掴み、机上で考え、あまり行動しないBさんでは、大きな開きがある。
 夏休みは身体を休めるだけでなく、頭のトレーニングにも適した季節である。いろいろな事に挑戦してみたい。