2016-01-28

M-net 2016-01-28

Take、Takeだけではダメ
 某組織のトップとお会いした。座るなり自分の思っている事、欲しいモノ、希望だけをすごい勢いで話し始めた。
①リーダーの育成をしてください
②イノベーションセンターを欲しい
③現場教育をして欲しい
④人と技術のトータル教育を続けて
ⓐ土地が1100haあるので活用してください
ⓑ若いリーダー100名のインターンシップをして欲しい
ⓒ有能な人材を紹介して下さい
ⓓ新しい産業づくりの協力依頼…
 すべてtakeのみでgiveは1つもなし。これでは相手は満足でも、こちらは時間のムダ…。「仕事を下さい」や「これをやって欲しい」の要望は誰にでもある。その代り、「情報を提供します」「コストを下げます」「困っている事をお手伝いさせて下さい」など、何か1つでgiveがあると話は進む…。常日頃から社会目線、相手目線で情報や頭を使っていると、いざと言う時に役に立つ。

年齢
 年を重ねるにつれて、知識や経験が積み重なり、新しい事への挑戦を忘れてしまい、行動のマンネリ化で進歩や変化ができなくなってしまう人がいる。何かをしなければ…と思い、自分の得意な事や誰にでも出来る簡単な作業で一日を過ごしてしまう。自分の役割や最も大切な案件を置き去りにしてしまう傾向がある。常日頃から今何が最も大切か、優先順位の一番は何か、そして次は何かを考える習慣を身に付けておくと年を重ねても大丈夫な気がする。
● ベテラン手抜き病 ベテランはコツとツボを心得ていて、経験の延長線上で考え、手を抜く。結果、新しい取り組みの障害となる。
● 浦島太郎病 日頃の処理業務に追われて勉強せず、新しい情報も得ず、変化ができない。社会の変化に気付かず時代とズレてしまう。
 年はとっても、いろいろな事にチャレンジし、挑戦し、感動やときめきのある人生を送りたい。

どこを見る
 毎日色々な人とお会いする。大きく分けて3つのタイプがあるように思う。
Ⓐ前だけ、今だけを見る人。
Ⓑ前と後を見る。つまり過去と今を見る人。
Ⓒ360°で物事を見る人。過去と現在と未来を同時に見る。そして未来も三歩先まで見ている。