2016年1月18日月曜日

M-net 2016-01-18

日系企業A社ベトナム工場
 日本企業の真骨頂ともいえる「モノづくり」を体現した、素晴らしい。ベトナム工場がある。規模もさることながら、工場にあふれる活気が凄まじく、至るところで工夫が凝らされている。
①「仕事の流れを重視」
まずびっくりしたのが、従業員の作業の早さである。次から次へと部材が流れ、皆てきぱきと動く。仕事の流れを考え、作業しやすいように機械を移動しラインを一気通貫にすれば、作業スピードが10倍速くなった工程もあるとの事。
②「ムダゼロ徹底」
動きのムダ、時間のムダ、場所のムダ、材料のムダ…あらゆるムダを徹底チェックし、気づいたらすぐに改善、変更していく。一番作業がしやすいように作業台の高さや角度を変え、部材を加工する機械も不便があればどんどん改良。固定概念にとらわれずに、いかにムダに気づくことができるか、それがポイントとなるとの事。
③「いくつ仕事ができるかで評価」
3人の従業員がABCという3つのステップをもつ工程で、各人ひとつの仕事だけを担当すると、「自分の仕事が終わればそれでいい」と考え、他の人を助けることはない。ところが、一人ひとりがABCすべてできると、それぞれが仕事の全体を理解しているのでまわりの状況に気を配り、お互いに手伝うようになる。さらに、誰かが休んでも、残りのメンバーで補い合うことができる。
個人も企業も、「これで十分」というものはない。A社の「モノづくり」から、成長し続ける為に改善を続ける貪欲な姿勢を学ばせて頂いた。

グローバルスタンダード
 日本では少子高齢化が大きく影響し、「需要の先細り」が徐々に、しかしあらゆる産業において顕著に表れてきている。「アジアに向けて商品を売りたいのだが、どうすればいいか?」と、ある日本の雑誌社、メーカーの経営者から相談を受けた。
 「日本で高めた技術・経験・ノウハウを蓄積させた高品質な商品をアジアで広めたい」という気持ちはわからなくもない。しかし、日本人向けに書かれた雑誌を翻訳してもアジアの人々は読みたいと思わないし、日本市場向けに開発した高品質・高価格な製品が現地で受け入れられるとは考えられない。日本とアジアではそれぞれ文化・生活・商習慣といった背景が全く異なり、当然日本人が考える「良いモノ」と、アジアの人々が求めている「良いモノ」は全く違う。現地の生活・文化にあった製品を、“アジアの頭脳”が企画し、日本の技術を活用してつくる事が必要である。日本人が日本にいて「アジア戦略」を考えていてはダメである。
これからは、日本基準で考えるのではなく、「グローバルスタンダード」の考えが必要になってくる。個人も企業も、どうしても過去の成功体験を引きずってしまう。
 「日本の常識」を捨て、アジアの頭脳と共にこれからの時代を力強く生き抜いていきたい。

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