2013-09-18

M-net 2013-09-18

人に紹介したくなる情報
 中国の社員、K君からメールが届いた。「GMC卒業生L君の紹介で、初老の男性に会いました。その方はL君が学生時代に中国語を教えていた日本人で、定年退職後に中国へ語学留学したとのことでした。私が通訳のお手伝いしたところ、とても喜んでいただきました。その際、「先ほどはありがとうございました。もしよろしければこちらをプレゼントしますのでどうぞ」と言われ1冊の本を渡されたのですが、それは杉山社長の『これからの中国ビジネス』でした。
 その方は、私が南富士の社員であることを知らず、聞いてみると、当時L君がGMCというトレーニングに参加していることを話し、興味をもったその方がGMCを調べ、本を見つけたようです。「普通の経営者が書かない、『現地の人を鍛え、育てていく』ということがズバッと書かれている本で、とても素晴らしかったです」と話していらっしゃいました。今回の件で、改めて、南富士は人に紹介したくなるような情報を発信し続けているのだと感じました。私も価値ある情報を掴めるよう、行動し成長していきたいです。」

一流の人はなぜ速い?
 毎日いろいろな人とお会いするが、「この人は一流だ」と感じる人には共通点がある。「前向きな思考」、「謙虚な姿勢」、「気遣いの心」、そして「判断と行動が速い」。仕事の上で、私たちはさまざまな“ボール”のやりとりをしている。指示、報告、相談、交渉…。一度に持てるボールの数には限界があり、たくさんのボールを持ったままでは制約が増えて全力投球できない。一流の人は、物事の本質を的確に捉え、判断し、“ボール”をすぐに投げ返す。それによって時間と行動に余裕が生まれる。
 ビジネススクールの学生は、毎月何十本ものレポートをこなす中で、分厚いケーススタディーから重要なポイントを的確に見つけ出し、判断を早くするトレーニングをしているという。「言われたことはすぐにやる」、「54321」、「優先順位」を意識し、日頃から訓練していきたい。

「ありがとう」
 前回のM-netでインドネシアのエピソードを紹介したところ、社員のMさんから感想が届いた。「インドネシアのお話を聞き、33年も前につくられたネットワークを活かしていることに大変驚きました。常々、『ありがとう』という言葉を大事になさっている結果だなと改めて感じました。
 前職の病院では、仕事で患者様から「ありがとう」と言われることはありましたが、上司から感謝されることもなく、やって当たり前という環境でした。南富士に入社して一番驚き感動したことは、地位に関係なく、してもらったことに対してお礼を言うことでした。本当に当たり前のことですが、それすらもないところから来たので、受けた衝撃は大きいものがありました。目先のことや自分たちのことだけでなく、広い視野と感謝の心を持って行動していきます。」