2013-08-08

M-net 2013-08-08

ミスする人は視野が狭い
 連日暑い日が続いている。どうしても暑さと疲労からミスが起きてしまう。失敗の原因を環境のせいにしたいのが人の常である。しかし、ミスを起こす人には共通点がある。ミスする人の顔を思い浮かべてみると、「視野の狭い人」がミスをしている事が多い。
 ①自己中心(周りが見えていない)で、②プライドが高く(自分は優秀だと思っている)、③素直さがない(上司や他人の意見を聞かない)。
 判断するとき、情報が少なく、目先の自分の判断で決めてしまい、周りのことを一切考えられない。全体・目的などを忘れてしまい、今の事・その時の事だけで判断しているように見える。ミスを起こしてしまっても、原因を他人のせいにしたり環境のせいにしてしまい、反省の度合いも少なく再発のリスクを抱えたまま…また同じようなミスを犯してしまう。
 自己中心な考えを捨て、素直に物事を見聞きすることがミス防止の第一歩である。そして二度と同じようなミスを起こさないよう、紙に書いたり何か行動を起こして自覚することが必要である。3つめに日頃から視野を広げて全体から物事を見たり、相手の意図や思いを少し考えられるように…。固い自分、古い自分、自分勝手な自分、周りの事を何も考えない自分、ずるい自分…からの脱却である。「己克(こかつ)」とも言う。私もミスをするが、その時は素直に謝り、これから期待してもらえるように努力する。

やっぱり“やっている事”を見ている
 GMCに対する評価は高いが、彼らの能力や人間力はすぐには分からない。当社の社員が、お客様が飛行場に到着すると即座に荷物を持つ…それも明るい笑顔と軽快な態度で。事務所に行くと、全員が立ち上がり、明るく笑顔で、そして大きな声で「こんにちは」。通路ですれ違った時も軽く頭を下げる…。何か困ったことやトラブルが発生した時、親身になって全力でやってやる…。こんな事が続くと、誰もが満足し、ファンになってくれる。
 先日、I社のトップと会った時に上記のような話をしてくれ、「南富士さんの社員はすごい…そんな環境で育ったGMCは何も言うことなし…」と高い評価をいただいた。一人ひとりの人間性にもよるが、教育の大切さを実感し、それを継続している若い社員たちを自慢に思い、誇りに思っている。

うなぎ賞
 この猛暑の中、屋外で屋根・外壁工事をしている社員・運転手・職人さんたちに、感謝と疲労回復、エネルギー補給のため、社員・運転者さんにはうなぎを食べてくださいと特別賞(日本では今うなぎが高い)を、多くの職人さんたちには水分補給ドリンク剤をお渡しした。現場の皆さんの努力でこうして今会社がある事を、見える形で感謝させていただいている。ご苦労様です。