2007-08-18

M-net 2007-08-18

桃栗三年柿八年

私の家の庭に秋の果実がいっぱい実をつけている。
リンゴ、ミカン、レモン、いちじく、ブルーベリー・・・
リンゴの木は植えて10年位経って、今年初めて青い大きな実を6個つけている。
ミカンは5年位前から、毎年数百個の実がなっている。
レモンの木も植えて7~8年経ち、今年6個のレモンの実が大きくなってきた。
いちじくは植えて3年位で大きな実をつけ始め、今年は数え切れない程実がなっている。
ブルーベリーも植えて3年位から青い実をつけ、今年も多くのブルーベリーがなっている。
果実の木を植えてもなかなか実がならず、この木は実のならない(無精木)なのか・・・と思う事もある。桃の木や栗の木は、植えて実がなるまで3年、柿の木は8年かかるということわざがあるが、やはりそれに近いと思う。
人は教育を始めて何年したら実がなり、花が咲くのだろうか?
早咲きの人は3ヶ月で十分であるし、1年、3年かかる人もいるだろう。遅咲きの人は10年かかるかもしれない・・・。もしかしてチャンスがなく花が咲かない人もいるかもしれない・・・。
植物も人も自然界の中で生きている。自然界は決してウソはつかない。
家の庭の果樹のように、いろいろな人が様々な花や実をつける事を期待し、信じて教育をしている・・・。柿の木のように遅くてもいいから実がなる人でありたい。


暑中、1ヶ月集中研修

 GMCの3-8期(3年目で通算第8期)の夏期集中研修が中国の内陸の武漢で8月1日~8月24日まで行われている。中国の夏は暑いが、特に「武漢」「南京」「重慶」の3ヶ所は猿もお尻を火傷すると言われる程暑い地域である。(日中は33℃から38℃位である)
この暑い都市に北はハルピンや長春、北京から、南は広州、内陸は西安など中国全土から選ばれた学生達が集って勉強している。新四年生と修士二年生である。具体的には、

1.基礎教育としてビジネスマナー、国際的視点、責任感、時間管理、
  目標設定と実行、・・・
2.プロジェクト訓練は具体的なビジネス展開や新規事業立上げ等
3.日本語の訓練(勿論テストもあり)
4.リーダーに求められる基本的な素質の訓練や、
  リーダーの視点での思考トレーニング
5.AICとの交流、・・・
6.その他

 GMCの後には道は出来るが、前には道が無いので課題もある。しかし、前例の無い「新しいリーダーづくり」に挑戦してくれているT君以下若き指導者(と言っても年齢22~25歳位まで)の情熱とリーダーシップに頭の下がる思いである。土日もなく昼も夜もである。彼等に心からの感謝と様々なチャンスで報いてやりたい。
 一方、GMCの学生達はこの基礎教育(座学)が終わると早い人は9月から経営の実践が始まる。
 暑い夏に、暑い街で、若いエネルギーを熱い心に注ぎ蓄えている。