2005-09-08

M-net 2005-09-08

サービス

 事務所の近くにファミレスのデニーズがある。
 24時間やっていて大変便利なのでよく利用する。会議や昼夕食、待ち合わせなど…。早朝など「朝デニ」とでも言うか、社員との話し合いや、教育の場としても活用している。
 昨日そこのスタッフに「なぜデニーズにはドリンクバー(フリードリンクでセルフサービス)がないのですか?」と質問してみた。スタッフは私に「デニーズではお客様がもっとコーヒーが欲しいと思う前にサービスするのが方針だからです」と言っていた。「常にお客様に気を配り、お客様の立場でサービスをしている…」
 単品一つ一つは決して高くはないが、メインの料理にコーヒーをつけたりすると決して安くはない。なるほど、それが「サービス」かと考えさせられた。
 満足を提供して、それなりの費用を頂く…それがデニーズ流のビジネスである。


スピードは力なり 

 来春入社するT君がいる。
 よく勉強し、常にカバンの中に本を3冊位持ち歩いている。
 積極的で行動的であるが、学生であるのでどうしても自己中心的である。社会の求めているもの、市場のニーズ、会社の求めているもの、相手が期待しているものなど、自己中心的でなく、相手軸で考えなければダメである…と指導、教育した。
 帰り際にT君に2つのお願いをした。T君と別れ、別の人と会ってから会社に戻ると、T君からメールが届いている。「気づく事の大切さ」のメールである。それから30分もしないうちにTelがあり、私の依頼した件で「良い結果が出ましたので時間を作って下さい…」との事。依頼してから5時間位しか経っていない。

 改めて「スピードは力なり」を実感した。その時になってバタバタする事でなく、常日頃から幅広いネットワークや勉強をしておけば「いざ」の時役立つ。
 残り少ない学生生活を有意義に過ごし、大きく成長する事を楽しみにしている。


仕事のある所に行け 

 日本を代表する組織の現地責任者が、私の所に挨拶に来た…と思ったら、実は「仕事が欲しい」の営業であった。本部トップから「仕事のある所」「荷物のある所」「情報のある人」の所に行けと指導されているとの事。シンプルで分かりやすい方針である。
 我々も「ただ頑張る、一生懸命やる」から、「魚のいる所」にシフトしなければならない。