2002-12-18

M-net 2002-12-18

失敗を活かし、チョット頭を使う

 ある設備投資を計画し、Aと言う業者に見積りを依頼した。A社は変なものを作ってはいけないと考え(?)800万円の見積書を提出してきた。これではチョット高くてダメなので、別の業者B社に見積りを依頼する事になった。当社の担当者S君は前者のA社と同じ様に現場を見せ、説明しようとする。たぶん結果は同じ様に高くなってしまう。

チョット頭を使い(同じ失敗を繰り返さない為にも)機転をきかせ、「予算は500万円、工期は××日までに」と大まかな方針を示すように上司から指示があり、この事をB社に伝え、見積りをして頂くと、予算通り、工期通りにうまくいった。
 チョット頭を使う事の大事さが痛感させられる。機転をきかせ、頭を使うのが苦手な人は物事に大まかな数字(いつまでに、いくらで)を導入すると多少の違いはあっても大きなズレは生じない。


気づかない、気づいても何もしない

 先日の夜、三島本部の入り口付近で大きな事故があり、ガードレールが壊れ、車のフロントガラスが割れ、地面一杯にガラスが散らばっている。中にはこのガラスでタイヤが壊れてしまった人もいるとか?起きてしまった事故はしょうがないにしても、このガラスの破片に誰が気づき、誰が掃除して片付けるか?

① 気づかない人は論外でどうしようもない
② 気づいても掃除や片付けまで頭の回らない人は残念ながら何事も頭が回らず、それだけ
③ 気づいても自分には関係なく誰かがやるだろうと見て見ぬふりを決め込む人
④ 気づいて、会社の入口なので自らが掃除したり、誰かに頼んでやってもらう行動する人…

さて自分は①、②、③、④、どれに当てはまるか考えてみて下さい。
 物事に「気づく」事の大切さ、そして気づいた事を「行動、挑戦」する事の難しさを実感した。社会の多くの場面では、自ら気づかなければダメであり、気づく、気づかないが大差となり、その気づいた事を即実践するか否かが勝者、敗者の分かれ目となる。
 後12日で2003年となる。来る年も決してバラ色の年ではないが、良い所を見つけ、気づき、これをベースに新しいスキームを創り、前向きに挑戦していきたい。