2018-01-08

M-net 2018-01-08


正月に思う事

新年会

 1月5日、社員の新年会が熱海の聚楽ホテルで100名弱の参加を得て行われた。日本人を中心に、中国人、ベトナム人、インドネシア人、ミャンマー人や、昨年から始まったルーフマイスター1期の3人も加わり、国際色豊かな、そして多彩な顔ぶれであった。温泉、おいしい料理、ゲームありで楽しい一日を過ごすことが出来た。日頃は遠く離れた営業所の人々と親しく話が出来、多くの交流が出来た。


Something New(差別化。何か新しいアイディア)

 新規事業や新しい事に挑戦する時、Something Newがなければ成功する事は難しい。
要望に答えるだけでは相手や社会は満足しない。期待を超える提案や行動でなければ相手は納得しない。全体像を示し、ワクワクする提案が求められる。提案は頑張っても、努力しても、徹夜しても出てこない。どうしたらいいか?まず知識を増やさなければダメであり、幅広い勉強、学ぶことが求められる。知識やポケットが増えたところで挑戦(行動)すると、知識が行動によって知恵となってくる。
 もう1つ。頭で考えたり、机の上で考えたりするだけでは空論で説得力がない。どうしても必要なものは現場である。現場にヒントがあるし、現場に答えがあると思う。
 よく見たり、よく聞いたり、肌で感じたり、目に焼き付けたりすることが大切である。一人ひとりが、あるいは各グループで、Something Newに挑戦する年でありたい。


銀行の環境の激変

 店舗を持たない、新しいタイプのネット銀行(ソニー、イオン、オリックスなど)が従来の銀行の競争相手である。固定費がかからず、安い金利で貸し出す事が可能である。
一方、地方は若者減、人口減や産業の空洞化が進み、銀行をとりまく環境は非常に厳しくなっている。
そしてもう1つ。中国やインドなどで進行しているNo cashの携帯電話(スマホ)を使った支払方法が、すごいスピードで進行している。大都市では、キャッシュで金を払う人はほとんどいない。もしかしたら日本人だけかも知れない・・・
 取引先のメガバンクの担当者(入行3年目)は、3年前合格内定を貰い大喜び、入行した年がマイナス金利、今年からコンピューター化やAIにより大量の人員整理が始まる・・・。ここ3年間で激変。全く先が読めない・・・との事。
 これは決して銀行だけの話ではなく、我々の問題でもある。同じ事の繰り返しでなく、社会目線やSomething Newが必要である。