2017-02-08

M-net2017-02-08

M-net 17周年

 早いもので頭の活性化マガジン(通称M-net)を書き始めて満17年が経つ。2000年2月8日が第一号であり、月日が経つのは早いものである。
 マガジンの目的は国内外にある事業所の社員の方々にTopがどう動いて、何を考え、誰と会っているか・・・それを通してさまざまな「気づき」が出来たらいいなと思いスタートした。ちょうど時はIT時代のスタート期であり、まだブログを書く人も非常に少なかったような気がする。
 そして、記事は必ず①事実があり、②人がいて、③伝えたい目的(意図)を持って書いてきた。
2年位で一冊の小冊子にまとめて、8号まできている。
 すべての原点は「気づき」から始まり、気づいた事をやってみて成功や失敗がある。成功したら自信となり、失敗したら学び、また挑戦すればいい。基本は日本語だが、英語版やベトナム語版、中国語版もある。17年間やってみて、書く事は苦にならず、情報や話題がない時は苦しい。
 これからも出来る限り、続けたいと思います。ご支援ください。


モノを送る、心を送る(届ける)

 T事業所が大変努力してくれている。感謝の思いを届けようと、Aさんに「何か菓子を送ってください。」と依頼した。Aさん曰く「前回トラブルになった。」「今度誰かが行くときに持っていけばいい。」と全然取り合わない。自分の経験や価値観で判断していて、私の気持ちが全然わからない。時間がないので命令で送るようにと伝えた。荷物が届いたと同時にお礼の連絡があったのは言うまでもない。送ってよかった・・・と思った。
 ただモノを送るのと、心(思い)を荷物に託して送るのでは全然意味が違う。このチョットした差が大差となる。どんなに正しい「理」があっても、「情」がなければ人に伝わらないし、人は動いてくれない。年齢や経験を積んでくると、どうしても心(情)が薄くなってしまうような気がする・・・。
 いくつになっても、そして、いつも思い(心)を持って生活し仕事をしていきたい。

若者?

 「Roof Meister School」を準備して、関東首都圏の「地域若者サポートステーション」の皆さんのお世話になりながら、若者の参加を求めている。「若者仕事チャレンジプログラム」として、「引きこもり」や「一度失敗したが再チャレンジ」したい若者達と先日直接会うことができた。
 少し話はできるが、「何をしていいか」「何をしたいか」がわからないと言う。そして、ラストには「話しはわかるが一歩が踏み出せない・・・」との事。
 今の社会、誰もが不安だったり、先が見えない。若者だけではないと思う。こんな時どうしたらいいか?若者達にうまく話しができなかったが、何回も会うことなのか、良き指導者に会うことなのか、もっと簡単なチャンスを与えるべきなのか・・・。豊かさの中にいると悩んでしまう。