2014-08-18

M-net 2014-08-18

思いのある人、ない人
 ある仕事を複数の人にお願いした。「思いのない人」は言われた事だけをやる。もう少しレベルの低い人は依頼された事を忘れてしまったり、途中で諦めてしまい、目的そのものがどこかに行ってしまう。
 「思いのある人」はその目的や指示された意図を考えて行動してくれる。もちろん結果には大きな差が出るのは言うまでもない。この差は何であろう。日頃から指示されて動く人は、それ自体が自然であり、指示がなければ動かないし、気づく事も出来ない。自ら考え、気づいて動く人は、いつも24時間常に考えているし、気づきやヒントも身近にいっぱいあって毎日が活きている。「思い」を持って仕事でも、遊びでもやりたい。メールでも手紙でも、思いのある文章は相手の心に響くが、思いのない文章や言葉は虚しい。

長期休暇
 久しぶりに会社全体で長期の夏休み ( 8/12~8/17 ) があった。この長期休暇の使い方で人柄が表れる。
・自分の為にのみ休暇を使うA君
・自分の勉強不足を補う為に充電に使うB君
・休暇中でも海外事業所や動いている現場に気配りをするC君
・ぼーっと休暇を過ごしてしまうD君
・家族サービスに徹するE君
・休みたくても休めないF君
お金も時間も、使い方1つで活かす事も出来るし、ムダになってしまう事もある。

トヨタはなぜ世界一になったか
 Kさんと話をしている時、「トヨタはなぜ日本一になったか?」という話になった。Kさん曰く、トヨタには「Philosophy」 ( フィロソフィー ) 「哲学」がある…。モノづくりにかける思いではなく、「哲学」がTOPから現場まで流れている。
 一例が、どんな優秀な人財でも2年間は車づくりの工場現場で汗をかき、モノづくりを体で学ぶ文化を持っている。また計画が上手くいかない時、トヨタでは「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」を5回問うとの事。5回も同じことを繰り返し問うならば、見えないモノも少し見えてくるような気がする。基本はどんな事があっても曲げない所に、トヨタの強さの秘密がある…とKさん。我々ももう一度、哲学まではいかなくても、基本理念や企業文化を見直したい。

M-net 2014-08-18

TOPの後継者選び
 某組織のトップと久しぶりにお会いした。彼も元気で顔色も良かった。お互い、現状や近況を話し合い、ラストは「どうバトンタッチするか…」という話になった。来年3月で退職予定の彼は、数年かけて後継者候補を選び教育したが、なかなか難しく、今もって決まっていない…。知識とか経験がある人はいっぱいいるが、決定打がないとのこと。「最終的にどう考えたらいいのか…?」との質問。
 私は、「組織のトップは“マネジメント”できる人でなければならない。そしてその決め手は“人間力”だと思う…」と話した。さまざまな人々をまとめていくには、人間的魅力がないと人がついていかない。どんな組織も最終的には“人と人”である。今、あらゆる組織で「マネジメントできるリーダー」が不足していることを改めて実感した。

スピードは力
 先月からベトナムの現地大学と一緒に組んで新規事業をスタートし、1ヶ月が経った。「今まで400社以上の日系企業と組んできたが、南富士は全然違う…」と、パートナーのT先生。一番の違いは「スピード」。断然早い。一般的な日系企業は契約まで半年から1年かかるが、南富士の場合、ゼロから事業が立ち上がるまでわずか1ヶ月…。大きな力がなくとも、相手がびっくりするほどのスピードで行動すれば、それは強力な武器となる。

センス(Sense)
 辞書によると、「センスとは、物事の微妙な感じや意味を感じとる心の働き」とある。先日、Aさんにある事を依頼した。Aさんはすぐに指示されたことを実行し、結果が出た。ところが、この結果を見てビックリ…。何の工夫もなければ、意味も理解していない。ただ言われたことだけを作業し、実行しただけである。もちろん、Aさんは何も気づかない。今までの人生で、常に言われたことだけを考えなしにやってきて、今回も同じであるから、疑問すら湧かない。
 何かをする時、「何のためにやるのか?」「意図は何だろう?」とチョット考えられる人と、何も考えないでそのことだけをやる人の差ではないか? 一言でいうと、「センスのある人とない人」ではないだろうか?たとえば洋服を着る場合でも、同じ服をセンス良く着こなす人と、ただ着る人の差である。
 「センスは磨けば光る」と言うが、どう磨いたらよくなるだろうか。自分中心でなく、周りを見たり、TPO(時・場所・目的)を考えたり、相手の意図を少し考える習慣を日頃から身につけないと、いつまでたっても成長しないし、センスも磨けない。そしてたまには思い切って発想の転換を図り挑戦することも、センスを磨くひとつの道だと思う。Aさんに依頼した私が間違っていた…と思った。指示ミスである。人間は多くの失敗をするが、失敗を活かして成長してほしい。少しの差が大きな差となる時代である。

2014-08-08

M-net 2014-08-08

奨学金
 インドネシアのダルマプルサダ大学を元気づける為に特別な奨学金を出した。インドネシアで頭は良いが、経済的に恵まれない高校生を全33州から1人ずつ選別して特別入学させ、学費と生活費を支援する「人づくり奨学金」である。
 1ヶ月1人2万円で学費と生活費が賄えると言う(2万円×12ヶ月 = 24万円/年の支給である)。社員の皆さんや一般の方々から多くの資金を協力して頂き、目標が達成出来た。心よりお礼申し上げたい。インドネシア33州に新しいネットワークが出来、種まきがスタートする。将来大きな花が咲く事を期待している。翌日のジャカルタ現地の「じゃかるた新聞」(日本語)に記事が掲載

Marketing
 この記事を書いて下さった“じゃかるた新聞”のT記者の行動力はすごい…。新聞に南富士の記事が出る事は聞いていたが、どこでこの新聞を買ったらいいのか分からない。そこでT記者に直接電話をして「どうしたら新聞が手に入りますか?」と聞くと、「私が持って行きます」との事。約束は夜の21時。私の泊まっているホテルのロビーで待ち合わせ。ところがジャカルタ市内の大渋滞で時間ギリギリにセーフ。ホテルのロビーでT記者は何をしていたかと言うと、フロントに行き、「このホテルに日本人は多く泊まっていますか?」
 ホテルのフロント 「多くの日本人が泊まっています」T記者 「よく分かりました。それでは改めてこの“じゃかるた新聞”をホテルで購入に頂くよう営業に来ます」この話を聞き、私はびっくり。「これがMarketingだ」
 もう1つ驚く事がある。彼女は日本の明治大学の4年生で半年間のインターンシップで来ていたのである。彼女は来年4月より正式入社予定との事。4歳-9歳まで父親の仕事でジャカルタに住んでいたことがある…。記事も取材する、営業もする、しかも学生である。素晴らしい日本人と出会えた。ちなみに彼女はGMCに大変興味を持ち、東京で改めて会う事にした。チャンスは何処にでもあり、問題意識を持ち、それに気づいて行動するか否かである。営業も決して難しくない…。

2014-07-28

M-net 2014-07-28

チャンスのある人生
 ベトナムのマイスターSchoolで教師を務めているA君。若者たちに日本の技術を教えている。日本でも多くの指導経験を持つA君だが、今回の体験はいつもと違うようだ…。
 「学生は皆真剣で、習ったことは必ず復習して期待以上に覚えてきます。これまでも若手育成の機会を数多く経験してきましたが、今回のような体験は初めてです。『お仕着せの教育に効果なし』、『情熱なき教育は不要』、『書を学ぶより体験せよ』…と、今は思えます。ベトナムで教師をさせていただけた事、たいへんありがたく思っています。」いくつになっても、チャンスが人を成長させる。チャンスのある人生は、良い人生である。A君と生徒たちの成長と活躍を、期待しています。

解決の糸口は自分の体験の外に
 物事がうまくいかなくなった時、危機に直面した時、人はどうしても自分の経験の中で対処しようとしがちである。ところが、たいていの場合、従来のやり方がうまくいかない時は、過去の経験や知識が役に立たつことはない。劇的な変化を続ける今の時代、従来の考え方のままでは何をやってもダメである。
 自分の価値観を捨て、新しい方法、まわりからのアドバイスを素直に聞き、挑戦すれば新たな道が拓ける。固定概念にとらわれず、柔軟に考えれば方法は無限にある。問題解決の糸口は、自分の経験や体験の外、つまり“常識の外”にある。だからこそ、常に勉強し、学び、挑戦し続ける人でありたい。

パソコンをやめよう
 一日中パソコンに向かっているB君。朝から晩までパソコンを見ているが、仕事の成果はさっぱりである…。本当にパソコンが必要なのだろうか?もちろん連絡や資料作成の手段としては必要だが、いくらインターネットを見てもそこから新しいアイディアは出ない… 思い切って、「パソコンを見る時間を1日2時間まで」と提案した。
 パソコンがなくなると、その分自分の頭で考えなければならない。今一番大事なことは何か…結果を出すためにどうしたらいいか…?日頃、一番多くの時間を割いているものを省いてみると、見えないものが見えてくる。

日本経済新聞 社説
 日本のビジネスパーソンが一番読んでいる新聞、日本経済新聞の社説に、当社の人材育成の取り組みが紹介された。昨今、経営のグローバル化の貴重な戦力として、海外人財活用の動きが広がっており、我々のGMCに対する信頼と期待はますます高まっている。

2014-07-18

M-net 2014-07-18

 グローバル化が進む中、南富士もベトナムとインドネシアに事務所をオープンした。中国・ベトナム・インドネシア・日本と、アジアを舞台に新しい事業に挑戦していきたい。

ジャカルタ事務所(インドネシア)OPEN… ダルマプルサダ大学内(4階)

ハノイ事務所(ベトナム)OPEN… ハノイ工業大学内(2階)

マイスター学校 in ハノイ
 ハノイ工業大学と組んで、「マイスター(職人)学校」をスタートした。高度人材(4大卒技能者)である。3ヶ月間、屋根工事の技術と日本語を勉強し、成績優秀者は日本で働くチャンスがある。43名もの応募者から10名を選抜、7月16日からさっそく教育がスタートした。
 ほぼ全員が農家の出身で、礼儀正しく、まじめで勤勉である。皆、チャンスに目を輝かせ、モチベーションはとても高い。けっしてやさしい道ではないと思うが、全力で勉強し成長してください。期待しています。

2014-07-08

M-net 2014-07-08

転地療法
「転地療法とは、空気と気候のよい土地に移住する療法」とある。知人の子供さんは健康がすぐれず、病院に行っても治らない・・・という話を聞いた。内科的、外科的でなく、精神的なストレスとの事。
 私は、自然も人柄もよい○○国を紹介し、のんびりと3ヶ月から6ヶ月生活したら健康になりますよと話した。医者ではないので、病気の事はあまりよくわからないが、人間は環境で心も頭も転換できると思っている。人は環境によって形成されていく。人間をつくっているのは環境50%、教育30%、天性20%と思っている。環境を変えていく事や良い環境づくりが大切である。

持っている→活かす
 情報もあり、知識もあり、頭の良いAさんとお会いした。しかし、話をしていても話がはずまないし、広がらない・・・。なぜか考えてみた。人間力(人間的魅力)がない。自分中心で相手の事は考えず、GiveなしでTakeのみ・・・。話をしている間に次の6つを考えてみた。
情報(持っているだけ× → 活用する○)
数字(知っているだけ× → 活かす○)
知識(知っているだけ× → 使って知恵にする○)
人脈(自分では人脈× → 相手からみて魅力ある○)
思う(自分中心× → 相手を考え行動する○)
お金(持っているだけ → 有効に活かす○)

 要は「持っている、知っている」から、「活用する」「活かす」ことだと実感した。いろいろなモノを活用したり、活かしてみると、前が広がっていき、深みも増してくる。

気づきは洞察力
 この頃、気づかない人が多い。(気づいているのかも知れないが・・・気づかない方が楽かもしれない・・・) 「気づき」はすべての原点である。多弁なBさんは、話す事が中心で、聞く力、気づき力は0に近い。自分中心のC君、まず自分の事だけで周りを一切見ないので、気づきは0。話はうまくないが、聞く力のあるD君は、気づきと同時に先を見る力(洞察力)が身についている。特に、言葉より行動からの気づきは、人を大きくさせる。
 まわりや相手を見て、気づく力を身につけたい。気づきは見えないものを見る力「洞察力」につながっていく。

2014-06-28

M-net 2014-06-28

教 育
 今まで色々なところで人を育てている。社内や社外、国内と国外、部下や仲間たち、言葉の通じる人通じない人。若い人、そうでない人…。人を育てるチャンスの一つとして「教育」がある。「教えること」と「育てること」のふたつである。「教える」ことは、知識や技術、体験、基本と応用… 自分が勉強していれば可能である。
 しかし「育てる」ことは、なかなか難しい。まず第一に明確な目標(どんな風に育てるか)、第二に自らに情熱や思いがないと相手に伝わらない。第3にチャンスをつくることである。そしてラストに書かせる事である。
 教育もなかなか思い通りにいかない。計画通り育たないからこそ自らが勉強し、全体から話したり、部分からスタートしたり、ポイントを絞って話したり、絵やマンガで伝えたり、映像をつかったり、体験をさせたり…方法はいっぱいある。何よりも大切なことは、知識一辺倒でなく、自らの体験(成功や失敗)に基づく話が相手の心に伝わりやすい。そして教えてもらう人は先生の言葉より行動をよーく見ている。人を育てることは、自分を育てることでもある。

会った人を味方(ファン)にする
 二人の人財がいる。二人の上司曰く、「大きな方向や目的を話すと、自ら課題を見つけ、課題を解決し、前に進み目標に到達する…」とのことである。先日、二人のうちの一人と会ったAさんからメールが届いた。
 「明るく、聡明で、親しみやすい方で、とても魅力的な印象を周囲に与えてくれました。話した内容を素早く理解し、的確な質問をいただきました。貴重なお時間を共有でき、誠にありがとうございました。」会った人を瞬時にファン化してしまう魅力ある人が、私の身近にいる…。今のままでいいと自己満足せずに、自分磨きを忘れずにしたい。

奨学金
 今、インドネシアで新しい奨学金運動を展開している。成績優秀だが、経済的に恵まれない若い人を育てる奨学金である。話をしたり、資料を送ると、何も言わずに協力してくれる、日本を代表する著名な人が二人もいてびっくりである。
 薄給なのに協力してくれる人。自分も人づくりの種まきをしたいと言って協力してくれる人。一人では難しいので数人で協力してくれる人…さまざまであるが、協力してくださる皆さまに心からお礼を申し上げたい。現地の大学から協力者各個人に感謝状が発行されるとのことのなので、余裕のある人はぜひご協力お願いしたい。