2019-06-28

M-net 2019-06-28

 【中国】とどう向き合うかセミナー 

6/27(木)東京本部で中国セミナーを行った。
参加者は多くはなかったが、実りあるセミナーだった。
広い中国の話を「総括」「人民」「経済」「隣国として」「南富士は」「これからの対処」の6項目で話した。
中国は世界のマーケットとして無限の可能性があり、
明確な戦略(何を中国に求めるか)を持って進出しなければ…。
日本人は中国を恐れるが、まったくそれとは逆であり、自分の目、肌で感じて下さい…と。

参加者の質問や意見は、
5年後中国は米国を超える→日本はどうなるか?生きる道は?→懐に飛び込もう
・人脈のつくり方。どんな人脈をどのように→中国は全てが人脈。酒を一緒に飲む、他
・通訳が肝。どうして見分けるか?→若い人を日本に呼んで教育(投資)
・中国の機械、製品は今低コストで高品質。逆輸入したい→日本のはるか上を行っている
・アリババ等IT企業の人材評価制度?→まだスタートしたばかりで十分機能していない

中国に対する国家概念や価値観を変えてみると、新しい展望や道が見えてくる…。


 この頃改めて思うこと 

1.地方→「東京圏」 東京を制する者が日本を制す。
2.頑張る、一所懸命→「スピード」「戦略」(目的達成の為の構想)
3.思う→「絵」を描くとそこまで行ける。そして「優先順位」をつけて
4.日頃の思考、行動→大切な時に「大差」となって表れる
5.目標未達の人「95%」の努力→目的達成する人「105%」の努力。小差が大差
6.普通では勝てない→「大きな目標」と「たゆまぬ努力」。「圧倒的な思い」
7.いろいろな事に興味を示さない人→「認知症予備軍」


 【興味、気付き、考える】ということ 

今までの“種まき”で花が咲き始めている。
アジアでの人づくり、日本でのRMSなど、屋根外壁事業No1の南富士が、どうしてこういった事業を行っているのか、興味を持ってくれる人や企業が増えてきている。

有難い事に「杉山さんに個別面談をお願いしたい」「提案は全て賛成、やりましょう」と言ってくれる。
そして、南富士を知ろうとしてくれる人がまず注目するのはホームページである。
ホームページは動いている、面白いものでなくてはならない。まさに【会社の顔】である。

今、三島本部で、部門の垣根を越えて、全員でホームページの改良を考えている。
意見を出し合い、どの目線で考えたら見てくれるのか、普段は自分の仕事しか考えなかった人も、【考えて行動】している。
【考える】為にはまず、【興味を持つ】そして【気付く】事が大切だ。
そうしなければ、相手の立場に立って物事を考える事は出来ない。
ホームページは1つのきっかけであるが、社員の皆が社会や会社の動きなど、少し周りを見て興味を持ち、様々な意見や提案をだしてくれたらいい。1人の力では弱くても、皆で合わせれば大きな力となる。

そうやって社員ひとりひとりが【南富士の顔】として動いてくれることを期待している。



2019-06-18

M-net 2019-06-18


 セミナーで分かったこと 

先週も「新しい人財活用・戦略化セミナー」を開催した。
多くの参加者で定員オーバーであった。

ポイントは2つ。
1つは「人はいないではなく、人はいっぱいいる」で、寝ている人の活用や、海外には多くの若者がいる・・・。
もう1つは「自分目線」で物事を見るのではなく、「社会目線」からの必要性を話した。

自分の事、自社の事だけ考える人には「Roof Meister」の育成は全く他人事で興味を示さない。安く、即働ける人を欲しいだけである。

一方、社会目線を持っているリーダーは「すごいことをしている」と高い評価をして頂き、人材は投資である事もわかっていただき、話が前に進んでいく。
これからの時代、自分目線だけでは行き詰り、社会目線の大切さ、必要性を強く感じた。


 絵が描けるか? 

新しい仕事をする時、まず最初に「最終目標」や「目的」「戦略」などの「絵」が描けるかどうかである。目の前のことだけ一所懸命にやっていると必ず行き詰まる。SさんやMさんも一所懸命頑張ってやっているが、空回りで発展が殆どなく、見える成果も出ていない。

絵を描くためには、全体が見えなければならない。スタートから最終目的地点までのストーリーが欠かせない。全体を見る為には幅広い知識や情報、体験、予見する力などが必要であり、勉強していないと絵を描こうにも絵が描けない。
「絵」を描く事ことは「夢を持つ」ということでもあり、本当はすごく楽しい事であるが、
描こうと思っても描けないことはむなしい…。

勉強とはトレーニングであり、習慣化すれば身につくものである。
普段、考えたり、勉強をしていないで、いざという時や本番に出そうと思っても出てこない…。
自分の人生や営業所の運営、仕事の仕方について、絵を描いてみたい。構築してみたい。


 交渉 

人と交渉する時にどんなスタイルで望んでいるのか?
Bさんの交渉を見ているとビックリしてしまう。
まず、パンフレットや資料、自分の頭の中で考えている事を一気に多弁で話す。
相手の目はもちろん見ないし、何の為の交渉かも忘れて、自分目線で話す。
うまくいくはずがないし、ドンドン狭まっていくし、相手から見透かされてしまうことに
気付いていない。何も話さない、話せない人も問題児であるが、多弁もそれ以上に問題である。

①交渉には相手がいる
②目的は何か
③資料を準備し
④相手の目を見ながら反応をつかみ
⑤ポイントを話し
⑥結果を出す

出来れば全体像をつかみ、相手の求めているものくらいは知って(洞察して)臨みたい。
そして、交渉相手をファン化し、仲間づくりが出来たら最高だ。

2019-06-11

M-net 2019-06-08


 ベトナムTOP2大学での講演【Human Capital】 

ハノイ貿易大学(FTU
文系TOPFTUで学長以下、教職員、学生60名に授業を行った。
テーマ「人が財産であり、どうしたら人材が育つか」について、私見を述べた。
質問も多く出て有意義な時間であった。
この大学を中心にGMCの人材育成を行いたいと考えている。

ハノイ工科大学(HUST
まず、学長をはじめとする幹部(7名)とミーティング。
理系TOPの大学であると同時に、ベトナム№1大学である。
見識も高く、ベトナムに来て5年も経つのになぜ今頃HUST来たのか?となかなか手厳しい質問も出た。主旨を話し、合作を前向きに検討となった。

午後からは学生60名に授業を行い、質問も多く、時間オーバーとなり打ち切り…
45名の学生から今すぐに南富士で働きたいと申し出があり、嬉しい限りである。
この大学には、日本の主要なメーカーが数多く人材募集に来ている。
学内いたる所に日本メーカーの募集垂れ幕がいっぱいである…。
ベトナムを「アジアの人材基地」と考えMeister」「GMC」「TMC」などの育成を行っている。

※テーマは「TMC」。TechnologyManagementを同時に学ぶ事など。


 種をまくと花が咲く 

先日、あるセミナーに講師として呼ばれ、話をさせて頂いた。
質疑応答となり、一人の出席者から、
「私は20年前、中国に滞在しており、その時に日本の企業家が中国の大学に本を寄贈していると聞きビックリし、そんな奇特な人がいるのだと思いました。まさか今日の講師(私)がその人とは…。」

40年も前から「本の二毛作」として読み終わった本を中国・アジアに無料で送っていたが、まさかこんなところでその話が出てくるとは…。
「種をまくと花が咲く」とはこのことであり、多くの出席者から尊敬の念を頂いた。自然界でも同じである。春に種をまくと秋に花が咲き、実がつく。

我々の社会でも、社会に役立つことや時代の先を見て何か行動を起こすと大きく花が咲くことがある。個人でも、自分に投資(種まき)すれば、期待以上に大きな成果が出るかもしれない。
種まきのすすめである。